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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

七つの魔剣が支配する 第6話 『顕現(アライズ)』 感想: 今後の物語の展開に必要な設定の大枠が示された重要回だった!

2023-08-12 16:48:31 | 七つの魔剣
今回は盛りだくさんだった。

カティをミリガン先輩から救い出す流れからの、いきなりのダリウスへの復讐の敢行。

しかも、その間に、ナナオによる第7の魔剣の「顕現」があったかと思えば、その次には、オリバーによる、母譲り(で一応いいよね?)の第4の魔剣が振るわれた、という。

なんかもう、一気に詰め込んできたな、という感じ。

で、最後には、クロエ殺害に復讐を誓った「同志」たちが参集し、彼らの君主としてオリバーが君臨する。

ついでいえば、ダリウスの口から、この時点で、異界からの魔物?襲来の話もされていた、ということで。

この先の物語まで知った上で今回の場面をみると、なんていうか、物語の大きな枠組みはこの時をもって、おおかたしめされていた、ということだったんだな、といまさらながら思った。

その上で、この場面でナナオが言った

「復讐の剣は楽しからず、相愛の剣こそ楽しけれ」

という言葉まで引かれるのだから。

どう見ても、この物語の終幕は、復讐の剣を振るうオリバーを、相愛の剣で止めようとしてナナオが介入し、両者の「死闘」の結果、どちらかが死んで終わり、というものしか想像できないのだけどw

うーん。

しかし、これも後の復讐劇の中身を知った後で思ったことだけど、ダリウスって雑魚だったんだな、って思ったよw

だって、オリバー単身で一発で仕留めてしまったのだから。

いくら、魂魄融合の果てのクロエの魔剣を使ったからだとしても、後の死闘に比べれば全然余裕な感じ。

つまり、ダリウスは、いわゆる「あやつは四天王の内で最弱!」ってやつだったってことだよねw

いや、復讐の相手はエスメラルダを含めて7人だけどさw

この後、どんどん復讐成就のハードルは上がっていくしね。

あと、これは未だに疑問なのだけど、あの「同志」たちは一体どうやって集めたのだろう。

このあとの復讐劇で少なからず同志の死傷者もでてくるわけだけど、一体、どういうつながりでオリバーの復讐劇に与すると決めたのだろう?

あと、そのための勧誘とかもね?

あれだけの人数がいたら脱落して逆に密告するものだってでてもおかしくないと思うのだけど、そこは、魔法で縛りを設けているということなのか?


ともあれ、今回で、物語の先々で重要になる設定の大方が出揃ったということで、ここから先は、表の凡夫オリバーによる裏のロードの復讐劇が始まるわけで、このさき、末永く続けてくれるといいのだけどなぁ。。。

あ、そうそう、クロエって結構小さかったのねw

後輩のエスメラルダよりも全然、背が低くて結構びっくりw

それも含めて、オリバーって全然似てないよな。

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