BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

怪獣8号 第112話 感想: ここで四ノ宮長官の執念が炸裂するのか!

2024-08-16 14:34:01 | 怪獣8号
前回の最後で、ミナの砲撃との合せ技で怪獣10号撃破を狙ったカフカ。

それは、ミナの砲撃で10号のシールドを破り、まだ見せていない技でトドメを刺そうとしたのだけど。

そこで、今度は10号が、融合している2号のシールドをはって防御を試みる。

ところがそのシールドが上手くはれない。

なぜなら2号とともに吸収した四ノ宮長官の意識が10号の意志に抵抗してみせたから。

死してなお、国家防衛を全うしようという根性、凄い。

で、そのシールドなき10号の身体に、カフカは、虎の子の「異型6式 雷帝・改」を撃ち込み、どうやら10号を貫いた。

結果は次号で!

・・・ってことで、決着はほぼついたように思えるけど、でもきっと10号はなんとか逃げ延びるのだろうな、と思ったり。

しかし、四ノ宮長官の意識ですか。

これは、カフカの場合も含めて、どうやら、怪獣になると、意識と身体が分離された形で存在するようになるみたいだね。

だったらカフカと「ミツケタ」が怪獣8号の身体(ベースはカフカの身体)の制御を入れ替えながら動かすのにも納得できる。

その意味では、四ノ宮長官も、意識的にはまだ死んでない、と言えそう。

ただ、そうなると、多分、10号は、2号を盾にしてやっぱり生き延びそうだね。

カフカの放った一撃はあくまでも2号を消滅させただけで。

そうして10号は逃げおおせる。

あるいは、10号は一旦カフカに拉致されて、防衛隊の研究所で収監されつつ研究されることになる。

その際、怪獣について、10号の知るところも人間に開示して、結果として、人間側の怪獣に対する理解が深まる、という流れ。

同時にきっと、カフカが怪獣になってしまった背景についても一部、理由について、拉致された10号が何らかの情報を提供するという流れもありそう。

とにかく、次回を待つしかないなぁ。

とりあえず、一旦、中締め的に、10号が討伐されたという幕引きをしてくれないかなぁ。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その着せ替え人形は恋をする 第107話 感想: あはは、「嫉妬」を「焼きもち」に脳内変換して、そのまま勢いで「大好き!」告白につなげる海夢ってやっぱりいい娘だね!

2024-08-16 12:39:51 | ビスク・ドール
前回の引きだと、圧倒的に、海夢がめんどくさい女になって、一方的に話がこじれる方向に傾くかと思ってたのだけど。

あー、そうか、五条くんが、あのコスプレ会場で曇ってたのって、単純に海夢が、自分だけの海夢から、みんなの海夢になってしまったのを見て、思い切り嫉妬していただったんだw

なーんだ、五条くんも男の子だったんだねーw

てっきり、海夢じゃないけど、もっとお雛様づくりのところで引っかかるものがあったんじゃないか、って思ってしまった。

あるいは、ハニエルの凄みに改めて気づいて、創作活動のもつ毒のようなものに気づいてしまった、とか。

でも、全然そんな複雑なことではなくて、もっと根源的に単純なことだったw

要するに、五条くんはあのとき海夢のことが好きなことに気づいただけだった。

純然たる嫉妬。

そして、その嫉妬心を明らかにしてしまえば、海夢からドン引きされて、今までのような良好な関係は築けないと勝手に思ってしまった。

なので、その本心を海夢に明かすことはできなかった。

でもさ、読者は知っている。

五条くんが海夢に対する恋心に気づくはるか以前から、海夢が五条くんにベタ惚れであることをw

いや、読者だけでなく、作中出てくる高校の同級生たちは皆知っている!

ていうか、海夢の気持ちに気づいてなかったの五条くんだけじゃんw

どんだけ唐変木なんだ!

・・・ってことなんだけど、でも、五条くんの場合はそれも含めて彼の本性だからしかたがないかなぁ、とちょっと同情する。

むしろ、海夢がとっとと「好き好き五条くん、大好き!」と告らなかったほうが、むしろ関係性をややこしくしていたw

でもさ、その御蔭で、結果として海夢からすれば、五条くんの方から好きだって告白してもらえたのだから、万々歳!

ということで、次回からは、ラブラブになった海夢と五条くんによるコスプレ道の話が始まるのだろうなw

しかも、プロへの道としてw


にしても、すっかり、作者の語りにだまされたw

ハニエルのコスプレ事件のあとに、幼馴染ののんちゃんが現れたり、コスプレづくりでお世話なっている宇佐美さんと仕事と夢の話をしたりと、いかにも、五条くんが、雛人形職人としての自分の未来に悩んでいるように見えるじゃない。

いや、まぁ、そう描写することで、前回最後の海夢のように、これ以上コスプレに誘って五条くんの未来を奪っちゃいけない、とか思わせることが狙いだったのだろうけどw

にしも、完全に騙されたw

前回も書いたように、海夢が面倒くさい女になったら、月間連載では、マジでめんどくさい話が続いて、読むのが辛いなぁ、と思っていたけど、完全にそれは杞憂だったw

今回一発で、しかも、海夢のマンションの玄関先であっという間に解決してしまったw

しかも、海夢と五条くんの相思相愛が決定!ってことでw

海夢にしたら、最高の結末じゃない。

読者からしても、次回以降、海夢がプロのコスプレイヤーになる道に、五条くんと二人三脚で進むことになる。

というか、どう考えても、五条くんは、一種の「美術監督」や「舞台監督」的な人として、コスプレプロダクションだけでなく、ハニエルの原作者や編集者たちからも一目置かれることになるよね。

もちろん、衣装製作界隈の人たちからもw

で、きっと、そういう経験が、今回、五条くんが言ってたように、雛人形職人になるうえで、下を向いているだけではわからなかったことをたくさん学ぶ機会となって、五条くんの能力をさらに開花させる方向に向かうのだろうなw

いやー、急速に事態が好転したw

まさに、雨降って地固まる。

ハニエルへの挑戦が、海夢と五条くんの未来への飛翔につながったw

いい話だなぁ。

そうなると、逆に、のんちゃんの出番はもう無くなるのかな?

なんていうか、多分、プロになるなら、海夢と五条くんの二人だけではちょっと辛くて、これまで知り合ったコスプレ仲間の人たちがみんな加わって「チーム五条」が結成されそうな気もするけどw

そこにのんちゃんが加わる場所もあったりするのかな?

でもまぁ、とにかく、面白くなってきたw

やっぱり海夢に曇った表情は似合わないよねw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義妹生活 第7話 『感情 と 夏休み』 感想: 全編通じてほとんど沙季の朗読劇だったなw

2024-08-16 09:45:46 | 義妹生活
うーん、久しぶりだな、自分の気持ちを自問して「嫉妬」と答えさせる物語。

というか、最初の頃からは想定していない方向で、ストレートに沙季が悠太に恋心を抱いたのが意外。

いやまじで「ガチ」じゃん。

センパイの読み、凄いな、ちゃんと当たっていたw

でもまぁ、義妹だからそこは問題ないのだろうけど。

ついこの間まで他人だったわけだし。

ただ、まぁ、恋は相手あってのことだから、悠太のほうがどうでるか、だし。

そもそも今は、一応は家族として同居を求められる状況だから、そちらの制約条件の方が無駄に足かせになりそうだなぁ。

こういう展開自体は嫌いではないからいいんだけど。

問題があるとすれば、沙季にしても悠太にしても、交友関係も含めて世界があまりにも狭いので、なにもかもが性急な答えに飛びつきそうで。

なのでうまくいく気がどうもしない。

そういう意味では「義妹生活」とはよくつけた。

義妹となった沙季の生活であり、

沙季のことを義妹としての距離で扱う悠太の生活でもある。

演出の雰囲気はいいけど、物語として出口がないのがちょっと辛いかなぁ。

どうなるんだろうね。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【推しの子】 第2期 第18話 『太陽』 感想: でもさ、かなが太陽だけじゃ足りない、ダメだ、って思ったのって、アクアと共演したのがきっかけじゃなかったっけ?

2024-08-16 00:05:33 | 推しの子
あかねの、かなが大好きだけど大嫌いな矛盾の物語w

まぁ、役者バカな二人ってことで。

あかねからしたら、かなに憧れて役者を始めたのだから、そりゃ、こじらせもするよね?

でもさ、かなが、自分自身を太陽にするのではなく、相手も引き立てながら、いわば月のように、作品全体のクオリティを上げる側に転身したのって、アクアと共演したのがきっかけだったんじゃなかったっけ?

つまり、役者としては、互いに模範にしていたのは

あかね → かな → アクア

という完全な一方通行w

で、そのアクアの演技は、いまのあかねからしたら、あらかじめ用意した演技だった、ってことで、批判対象w

つまりは、見た目は幼児だが、頭の中身はアラサーの産婦人科医だった吾郎の「最適化受験脳」で演技した姿が、かなの新たな目標になっていた。

そりゃかなも「演目最適化」が目標になるはずだよね?

アクアは、医学部合格脳で子役の演技をしたわけだからw

そのアクアが、今になって「感情演技」の欠如に悩んでいる。

めちゃくちゃ因果な話。

なので、アクアが、かなの「太陽」を取り戻したいと思うのも当然といえば当然。

だって、アクア、お前が、かなの太陽を曇らせた張本人なんだからw

そういう意味では、異母兄の姫島が、役者魂全開で、かなの太陽を引き上げるのだから、よくできている。

もっともアクアはアクアで、自分は受験脳でクリエイティブな才能はないと思っていたから、役者ではなく演出家の方を目指していたわけで、筋は通っているんだよね。

それにしても、

あかねは、かなを理想に精進し、
かなは、アクアとの再会を夢見て子役からの脱出を試みてきたのだから、

ホント、因果だなぁw

ただなぁ、素人目で見ると、女優としては圧倒的に、あかねのほうが上だと思うのだけど。

太陽、ということでいえば、かなの本質は、女優じゃなくてアイドルだよね。

でもそうした、あかねとかなの対比は検討されないまま、原作のほうは終わってしまいそう。

もったいないなぁ。

もっとも、この「あかねvsかな」の構図が際立つと、ルビーの居場所がなくなるから、というのものあるのだろうなぁ。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする