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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

天国大魔境 第66話 『三倉まなか②』 感想:マルとキルコは、ロボットによる「天国」=ユートピアが破綻した現場にたどり着いたのかな?

2024-08-23 12:06:54 | 天国大魔境
前回から始まった園長が身体を乗り換えた「三倉まなか」による、新天国づくりの話。

にしても、世界を大混乱が襲う時、「社会」と「天国」が入れ替わる、って園長の発想、すごいな。

要は「災害ユートピア」の極大版みたいなもので。

そのとき、彼らが用意した、つまり、特殊能力を持つ子どもたちのほうが活躍できる天国=ユートピアこそが、ノーマルな統治形態になる、ってことでしょ?

あんまりシリコンバレーあたりのトランスヒューマニストと変わらないよね? 園長の発想って。

で、多分、この発想が、新天国創設の基本思想ってことだよね?

そうして、だれが来ても歓待するユートピアを建設しようとしたのだろうけど。


その話の後日談的に、現在の時間軸でその天国の跡地を、キルコとマルがナタを連れて訪れるということなのだ。

どうもその施設は、ロボットが人間を凌駕してしまったような印象を与える場所になっていた。

・・・みたい。

ちょうどナタもいることだし、このあたりで、ロボット技術とか機械技術の進展についての話が語られるのかな?

高原学園はもっぱらヒルコとしての超常能力の開発に勤しんでいたわけだけど、それは主にバイオテクノロジーやライフサイエンス的な人間開発だった。

それに対して、ロボット工学に基づく人体改造とか、自律ロボットの開発があってもいいはずだから。

なんか、それが、外国人労働者か?それともロボットか?という労役の奪い合いみたいな話として、マルたちが見つけた人間の死体の山が作られたような気がするけどね。

ターミネーターのスカイネットの世界w


それにしても相変わらず話の向かう先が見えない。

もう少しヒントがほしいなぁ。。。

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