(感想1もあります。)
25巻の最後に掲載されたイラストは、真ん中に眠りについたセルカと、その両脇に剣をさして控える女性整合騎士2名からなるものだったわけだけど、
この2名の整合騎士ってロニエとティーゼで間違いないよね?
向かって左側のティーゼのほうは髪型がちょっと違うので怪しいのだけど、右側のロニエは、ほぼ間違いないのでは、と思っている。
そうなると、気になるのは、どうして星王キリトは、今の無印キリトから記憶を消去される前に、アリスに対して、セルカだけが眠りについた、ととれる情報の伝え方をしたのだろう?ということ。
いや、そう伝えれば、間違いなく、アリスはセルカに会いに行こうとするだろうし、その場合は、ほぼ間違いなく無印キリトが一緒についていくことになる。
そうなることまで見込んで、星王キリトは、無印キリトに「挑戦」しているように思えるんだよね。
だって、セルカの眠る部屋の解錠にしても、そこには、キリト、アスナ、アリスの3人のもつ剣が必要だったわけでしょ?
アリスだけでも、アリスとキリトだけでも、その中には入れなかったわけじゃない?
で、そのうえで、セルカが眠る部屋に行ったら、ロニエとティーゼもいる、という展開なんだよ?
普通に考えたら、ロニエとティーゼが、星王キリトの意向を、無印キリトに伝えるためのメッセンジャーだよね。
で、このロニエとティーゼについては、「ムーン・クレイドル編」の2冊で、星王キリト時代の内乱の兆しについて知り得ているわけで。
その後、アドミナの開発も含めて、ロニエとティーゼが、星王キリトと星王妃アスナに仕え続けたことは間違いないだろうから。
200年を生きた老賢者である星王キリトは、自分がリアルワールドに帰還する日が来る日を予測していて、常にその日に備えていたに違いない。
そうすると、たとえば、今、アンダーワールドで起こりそうになっている、アドミナvsカルディナの戦いにしても、やがて、その2つの星のどちらかは滅亡の途を辿ることが明確になったから、ということなのかもしれない。
だって、ユナイタル・リングのサイズは、UWの人界のサイズとほぼ同じなわけでしょ。
(計算)資源の枯渇によって、UWの世界の一部は確実に滅亡する。
それは多分、アドミナだろう、と聞かされれば、そりゃあ、アドミナ人は反抗するよね。
その手の想定シナリオの伝達を、星王キリトは、ロニエとティーゼに託したのかもしれない。
ただ、その一方で、星王キリトは、アンダーワールド人の誰を助けて、誰を見捨てるか、自分では決められないと思って、その選択を無印キリトを含めた人びとに委ねた、というか、丸投げしたのかもしれない。
あるいは、星王キリトと無印キリトの間の争いをわざと起こそうと目論んだのかもしれない。
そうすると、アドミナに侵入したリアルワールド人って、実は、星王キリト自身なのかもしれない。
で、そうすると、逆に、ユナイタル・リングの設置には、星王キリトと比嘉は直接は関わっていない、ということになりそう。
つまり、2つのプロジェクトが、同時並行していて、
ひとつは、菊岡主導?の、アンダーワールド救済策としてのユナイタル・リング計画、
もうひとつは、星王キリト主導のアンダーワールド生存計画。
菊岡にはカムラと重村教授たちがついていて、
一方、星王キリトには、茅場AIと比嘉がついている感じ。
だから、正確には、菊岡の計画に、星王キリトたちが便乗しようとしている。
ただ、あの菊岡が、比嘉が星王キリトのフラクトライトを消去せずに持ち出した事実をみすみす見過ごすとも思い難いので、菊岡からすると、むしろ、比嘉たちを泳がせている、という方が正しいのかもしれない。
いずれにせよ、菊岡は、無印キリトが鍵を握ると思っていて、無印キリトとの関係さえ理良好に保っていれば、なんとかなると思っているように思える。
ともあれ、ロニエとティーゼがセルカとともに復活することで、なにが起こるのか、なにが伝えられるのか、それが今後の物語の鍵になるのだろうな。
25巻の最後に掲載されたイラストは、真ん中に眠りについたセルカと、その両脇に剣をさして控える女性整合騎士2名からなるものだったわけだけど、
この2名の整合騎士ってロニエとティーゼで間違いないよね?
向かって左側のティーゼのほうは髪型がちょっと違うので怪しいのだけど、右側のロニエは、ほぼ間違いないのでは、と思っている。
そうなると、気になるのは、どうして星王キリトは、今の無印キリトから記憶を消去される前に、アリスに対して、セルカだけが眠りについた、ととれる情報の伝え方をしたのだろう?ということ。
いや、そう伝えれば、間違いなく、アリスはセルカに会いに行こうとするだろうし、その場合は、ほぼ間違いなく無印キリトが一緒についていくことになる。
そうなることまで見込んで、星王キリトは、無印キリトに「挑戦」しているように思えるんだよね。
だって、セルカの眠る部屋の解錠にしても、そこには、キリト、アスナ、アリスの3人のもつ剣が必要だったわけでしょ?
アリスだけでも、アリスとキリトだけでも、その中には入れなかったわけじゃない?
で、そのうえで、セルカが眠る部屋に行ったら、ロニエとティーゼもいる、という展開なんだよ?
普通に考えたら、ロニエとティーゼが、星王キリトの意向を、無印キリトに伝えるためのメッセンジャーだよね。
で、このロニエとティーゼについては、「ムーン・クレイドル編」の2冊で、星王キリト時代の内乱の兆しについて知り得ているわけで。
その後、アドミナの開発も含めて、ロニエとティーゼが、星王キリトと星王妃アスナに仕え続けたことは間違いないだろうから。
200年を生きた老賢者である星王キリトは、自分がリアルワールドに帰還する日が来る日を予測していて、常にその日に備えていたに違いない。
そうすると、たとえば、今、アンダーワールドで起こりそうになっている、アドミナvsカルディナの戦いにしても、やがて、その2つの星のどちらかは滅亡の途を辿ることが明確になったから、ということなのかもしれない。
だって、ユナイタル・リングのサイズは、UWの人界のサイズとほぼ同じなわけでしょ。
(計算)資源の枯渇によって、UWの世界の一部は確実に滅亡する。
それは多分、アドミナだろう、と聞かされれば、そりゃあ、アドミナ人は反抗するよね。
その手の想定シナリオの伝達を、星王キリトは、ロニエとティーゼに託したのかもしれない。
ただ、その一方で、星王キリトは、アンダーワールド人の誰を助けて、誰を見捨てるか、自分では決められないと思って、その選択を無印キリトを含めた人びとに委ねた、というか、丸投げしたのかもしれない。
あるいは、星王キリトと無印キリトの間の争いをわざと起こそうと目論んだのかもしれない。
そうすると、アドミナに侵入したリアルワールド人って、実は、星王キリト自身なのかもしれない。
で、そうすると、逆に、ユナイタル・リングの設置には、星王キリトと比嘉は直接は関わっていない、ということになりそう。
つまり、2つのプロジェクトが、同時並行していて、
ひとつは、菊岡主導?の、アンダーワールド救済策としてのユナイタル・リング計画、
もうひとつは、星王キリト主導のアンダーワールド生存計画。
菊岡にはカムラと重村教授たちがついていて、
一方、星王キリトには、茅場AIと比嘉がついている感じ。
だから、正確には、菊岡の計画に、星王キリトたちが便乗しようとしている。
ただ、あの菊岡が、比嘉が星王キリトのフラクトライトを消去せずに持ち出した事実をみすみす見過ごすとも思い難いので、菊岡からすると、むしろ、比嘉たちを泳がせている、という方が正しいのかもしれない。
いずれにせよ、菊岡は、無印キリトが鍵を握ると思っていて、無印キリトとの関係さえ理良好に保っていれば、なんとかなると思っているように思える。
ともあれ、ロニエとティーゼがセルカとともに復活することで、なにが起こるのか、なにが伝えられるのか、それが今後の物語の鍵になるのだろうな。