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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

転生したらスライムだった件 season 2 第36話『解き放たれし者』感想:やっぱり第1クールはヴェルドラ復活で終わりだったか。。。

2021-03-31 10:18:54 | 転スラ
今回が、2期第1クールの最終回だったわけだけど。

うーん。

なんだかなぁー。

これじゃないなー感のまま、終わってしまった。

なんか、いろいろと尺の使い方が間違っているんじゃない?

はじめのリムルとベニマルの合言葉のやりとりとか、あんなに長々とやるものでもないし、

そもそも、眠りについてるリムルを、シオンが広場に持ち出している、というのがおかしいし。

あれは、やっぱりコミックのように庵の縁側で、というのが正しいでしょ。

なんか背景を流用できるから、という理由で、ああなっているような気がするけど。

てか、あの合言葉のやり取りの部分は、凄惨な殺戮劇が続いた魔王化編の合間の、いわば一種の「口直し」として挟まれた部分なのだから、前回からぶった切られたシーンで、あんなにダラダラとやるものではないんだよ。

なんかね、ことごとくシーンの取捨選択が間違っているように思える

やっぱり、これ、監督が無能なんだろうな。

単に原作から、かっこよさげなセリフとかシーンとかを抜き出して、それを前後の脈絡をあまり考えずに、ただつないでいるだけ。

それは、続くミリムとカリオンの戦闘シーンでもそうで、なんかカリオンの百獣化はかっこいいから描いておこう、とか、ミリムの戦闘モードも初出だからやっておこう、とか、そんな理由で描かれているようにしか見えない。

もともと、このミリムの獣王国襲撃自体が唐突に行われたものなのだから、描くにしても、尺は短くてもいいから緊急感だけを見るものに伝えればいい。

むしろ、あれだけの尺を使うなら、ディアブロの名付けの場面こそ、ちゃんとランガ以外にベニマルやシオンたち配下のいる場面で行えばいいものを。

てか、あそここそ、広場でやればいいものを。

で、最後のヴェルドラ復活のところは、あの場面で次回、というか7月に持ち越すのなら、いきなりリムルの用意した依代に、ヴェルドラの魂を宿らせるのではなく、まずは、あの巨大な龍の姿で現界すればいいのに、って思ったよ。

リムルもいうとおり、ヴェルドラとは2年ぶりの再会になるわけだし、あの場所は、もともとリムルとヴェルドラが最初に出会った場所なのだから。

ちゃんと第1話のシーンの反復をして、ここまでの道のりが長かったな、って感慨に浸るべきところなのに。

なーんか、シーンの作り方が、2期になって、ことごとく幼稚なんだよね。

これが日曜朝の枠で流されているならわかるけど、そうじゃないだろ?

だったら、もう少しシャキっとした作り方ができただろうに。

1期のオークディザスターのときくらいのクオリティは出してくれよ。


ということで、2期の転スラについては、不満だらけ。

こんな調子で作られるくらいなら、もうアニメにしなくていいんじゃないの?って思うほど。

原作は、コミックも含めて、しっかりした物語になっているのだから、もうちょっとちゃんと読み込んで動かしてほしい。

というか、まさかワルプルギスがまるまる第2クールに持ち越されるとは思ってなかったよ。

この先、キャラはどんどん増えていくのに、こんなにカロリーのない絵づくりばかりで大丈夫なのか?と心配になってしまうけど。

せめてワルプルギスのところは、ちゃんと描いてくれよな。

もう少しカメラアングルの使い方とか工夫してほしいのだけど。

でもまぁ、それも絵コンテだから、監督案件なんだよなぁ。

はーあ。
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