BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White 感想: ただのファミリー映画、それ以上でもそれ以下でもなく。

2024-08-11 15:49:34 | SPY×FAMILY
配信が始まったので見てみたけど、最初から最後までただのファミリー映画だった。

まぁ、公開時期からして年末年始のファミリー向けなのはわかっていたけど、それにしても、これはちょっとなぁ・・・というでき。

そもそも本編の展開と全然関係なく、というか、本編に何の影響もないように挟み込まれたものだから当然なんだけど、本気でどうでもいい話。

いや、事件自体は凄いよ、ヘタをしたら戦争が始まっていたわけだから。

ただ、結局それを阻止したのが、ロイド、ヨル、アーニャの3人、しかも、基本的に相互の連携は事実上ゼロ。

痛感したのは、ロイド、ヨル、アーニャがそれぞれ、スパイ、暗殺者、超能力者、という設定はあるけど、アーニャを除いて互いにその本性を明かしていないから、今回のような事件に出会っても自覚的な連携が取れないので、物語が全然膨らまない。

たまたま3人がそこにいて、たまたま3人がそれぞれの能力を駆使して、問題を解決しただけ、というオチ。

ただその無茶な設定はさすがに無理があると思う。

その点で、とにかくつまらなかった。

だって、結局、家族が一致団結して生き残った冒険!みたいな話にならないから。

あと、どうみてもヨルが強化人間にしか見えないところがどうにも。

原作を読んでないから詳しくはわからないけれど、さすがにあんなサイボーグまで素手で倒すとなると、もう凄腕の暗殺者じゃすまないでしょ?

110分もの間、とにかくずっと退屈で、なんでこんなもの見ようと思ったのか、と反省したくらい。

いわゆる、時間を返せ!っていいたくなるやつ。

あ、そうそう、ウンチの神様、あれはないわ。

クレヨンしんちゃん的なウケを狙ったのだろうけど、さすがにやりすぎ。
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