BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

世界征服~謀略のズヴィズダー~ 第2話 『食卓から墓場まで』

2014-01-19 18:23:51 | Weblog
これはいい。
どんな形であれ、一体この先どうなるんだろう???
という期待感の募り方がハンパない。

ギャグに転んでも、シリアスに転んでも、それがそのまま直接的にとる必要はないよ!っていう、あやふやな二重感がすでにあって。
つまり、ギャグになっても一種のペーソスとして受け取って欲しいし、シリアスになっても笑いは忘れないよ、って雰囲気が感じられる。

絵も、お話も、展開も、音楽も、とりあえず、どれをとっても、とてもバランスがいい。

ことバランスってことで言ったら、今期で一番いいんじゃないかな。
よっぽど酷いことをしない限り、最低限でも佳作で終わりそうな予感がするかな。

多分、「征服」ってことが、ホントのところ、ヴィニエイラやズヴィズダーにとってどんな意味を持つのか、そこのところが実はあまり明らかでない。そのあたりが、この先の展開のポイントなんだろうな。

極めて日常的な幸福という意味で「征服」を使いそうな気もするし、とはいえ、ヴィニエイラのもつ超絶「征服力」を見れば、文字通り、地球規模の、惑星規模の何かを意味するようにも思える。

まぁ、脚本の人がTYPE-MOONの人だから、「征服」っていうのは、どうしてもイスカンダル=「征服王」の意味で捉えたくもなるわけで。それは決して「圧政」ではないよね。

そういう意味では、タイトル自体がもつ「世界征服」と「謀略」がいったいどんなことを指すのか。両者にどんな関係があるのか。ズヴィズダーの暴力によって一体どんな世界征服がなされるのか?

つまり、タイトル自体が、非常に上手く練られた「謎かけ」になっている。
それが上手いなぁ、と思う。

だって、「世界征服」だぜ! わけわかんないじゃん! 普通は。

その壮大な謎掛けを一見するとはぐらかすような滑り出し。

そういうところが上手いなぁ。

とりあえず、明日汰が、料理人としてまずはドヴァーの役割を果たしてしまったのが微笑ましい。

しかし、その家族的団欒があればこそ、終盤における惨劇も格別なものとなるのだ・・・・なんて想像しちゃうよね。

ともあれ、1話、2話はいずれも超満足。
次回が楽しみ。

さぁ、蓮華ちゃんたちは、一体全体どうズヴィズダーに絡んでくるのだろう?

まぁ、某綺羅星の人たちやピンドラの匂いがするのも確かなんだけどねw
その安っぽさも含めて、この先が楽しみだなぁ。
裏切らられた裏切られたで、それでも、次の瞬間に即納得していまいそうな雰囲気がホント、ハンパないw

あ、そうそう、OPもEDもいいね!

にしても、ユー・ディー・オー=UDO=ウド、ってなんなんだろうねーw
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