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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

86 -エイティシックス- 第16話『それでも』 感想

2021-11-01 00:19:21 | エイティシックス
いや、いいねー、今回はゾクゾクした。

前回の会話劇から一転して、戦闘アクション劇へ。

静から動への大転換。

ホント、第2クールになって化けたな、エイティシックス。

ストーリーもアクションも、戦闘の目的も戦略も。

第1クールよりも遥かにクリアでわかりやすく、そのうえ、面白い。

特に、今回は、シンの率いるノルトリヒト戦隊、とりわけシンたち5人の「死神部隊」の大活躍ぶりがすごかった。

っていうか、シンの機動性の高い戦い方は今までにも描かれていたけど、今回、初めて彼ら5人の戦い方の個性が、きちんと描かれていた。

クレナは長距離スナイパーで、アンジュは絨毯爆撃による掃討型だったのね。

女性2人がともに遠距離戦闘型なのに対して、ライデンとセオは近距離戦型で、まさに陸戦歩兵タイプw

やっぱり最後まで生き残っただけのことはあるよね、この5人!

というのが丁寧に描かれて大満足!

ようやく5人それぞれのキャラが経ってきた気がする。

まぁ、それは仕方ないよね、第1シーズンのときは、そもそも誰が生き残れるのか?が、物語の駆動要因だったわけだから。


その一方で、レギオンの大攻勢が始まって、レーナたち共和国もその対応に迫られてしまったわけで。

なんか、気分は完全にガンダムSEEDとかガンダムOOだよね、これw

戦火の中、シンとレーナのように、陣営を別れて戦い続けるところは、アスランとカガリのようで、SEEDっぽいし、

スナイパーや掃討型といった、スピアヘッド部隊の戦闘スタイルの振り分けはOOっぽいw

まぁ、だからきっとわかりやすく面白くなってきたとは思うのだけど。

第1シーズンは、とにかく戦闘の理不尽さと、共和国と豚っぷりがひどくて、どこに焦点を合わせていいかわかりにくかった。

でも、ここのところ、第1シーズンを、まとめて見直してみたら、そのあたりはすっきり入ってきたので、初見のときは、細切れでみてしまったのがいけなかったのだな、と反省した。


ということで、いや、これ、マジで面白いよ。

実はシリーズ構成がよく練られているのもわかってきたし。

だって、あの9話だっけ、勝手に進軍したシンたちのピンチのところで、超グレてしまったレーナが上空からの絨毯爆撃で戦況を一変させたところとか、画面の作りもセリフの掛け合いも、最高だったから。

初見のときはただポカーンとしてしか見れていなかったけどw

これなら原作に手を出してもいい気がしてきたw

次回から、どうやら怒涛の展開が待っているようだし。

いや、ホント、楽しみだ。

はたして、レーナは戦局を変えることができるのか?
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