シャンバラ編に突入するはずの第5巻だったのだけど、とにかく読みにくくて、全然読み進められなかった。
もともとそういう書き方がされるシリーズだけど、
場面がいきなり切り替わったり、
FAIRとFEHRというどうぞ読み間違えてくださいとばかりの似たような秘密組織名をつけたり、
そのくせ、外人の名前にはレナとかローラとかロッキーとかどこにでいるような名前をつけるから、文脈を失うと誰のことだからわからなくなる。
加えて、今回ひどかったのは、ただでさえ、シャンバラがあると思われている北インドとかパキスタンとか、土地勘がまったくないところを物語の舞台にするから、まったくイメージがわかないw
その意味では、宇宙衛星?の高千穂を使って好き勝手に他国に出入国できてしまう設定がかえって仇になっている。
そのうえ、「八仙」なんて大亜連合、要は中国の刺客までだしてくる。
で、いつの間にか、その中国の刺客が、今回、久しぶりに達也が無双するための標的として扱われる、という始末。
普通に考えて、相当支離滅裂で、破綻した物語だと思う。
一応あとがきには、ここのところ定番となった作者の言い訳が書かれていて、そもそも創作に行き詰まりを感じていて、映画とかアニメとか見るようにして、やっぱりつかみは大事だと思った、だから冒頭を(光宣の)活劇で始めました・・・なんてことが縷縷記されているのだけど。
これはもう、自分から本編クソです、ってバラしてるようなものだよね。
ごめんね、いまスランプなんです、だからこれで精一杯なんです、許してください、って感じw
いやー、あとがきで謝られてもな~。
ということで、ちょっとこの5巻については、酷評する以外にないかな。
せっかくシャンバラが始まる、とかいいながら、全然、その本筋が面白くならないし。
前からそうだけど、半端にキャラを増やすから、そのキャラを完全に扱いそこねてるし。
今回、何がヒドイってイヴリンとかSTARSの戦闘員が一応でてくるのだけど、あの潜入下手のリーナにすら、あなた潜入に向いてないわね、といわれるほどお粗末なキャラで。
ただ物語をかき回すためだけに用意されたキャラってのがあからさまで呆れるほど。
この作者、ときどき、こういう使い捨てキャラを用意するから困る。
という具合で、ホント、ひどかった。
そうそう、どうやらむりやり「キグナス」のシリーズとつなげようと、十文字経由で遠山家の話も盛り込もうとしているのだけど、これはどう考えても詳細は「キグナス」を読んでねー、というテコ入れにしか見えない。
ということで、ちょっとこれ、もうだめかもね。
普通に、達也がひたすら無双する話をストレートに書けばいいのにね。
むしろ、達也が叩く相手となる各種悪の姿の描写とか類型に頭を使えばいいのに。
皆が読みたいのは、達也が無双して世直ししてくれることなんだからさ。
もともとそういう書き方がされるシリーズだけど、
場面がいきなり切り替わったり、
FAIRとFEHRというどうぞ読み間違えてくださいとばかりの似たような秘密組織名をつけたり、
そのくせ、外人の名前にはレナとかローラとかロッキーとかどこにでいるような名前をつけるから、文脈を失うと誰のことだからわからなくなる。
加えて、今回ひどかったのは、ただでさえ、シャンバラがあると思われている北インドとかパキスタンとか、土地勘がまったくないところを物語の舞台にするから、まったくイメージがわかないw
その意味では、宇宙衛星?の高千穂を使って好き勝手に他国に出入国できてしまう設定がかえって仇になっている。
そのうえ、「八仙」なんて大亜連合、要は中国の刺客までだしてくる。
で、いつの間にか、その中国の刺客が、今回、久しぶりに達也が無双するための標的として扱われる、という始末。
普通に考えて、相当支離滅裂で、破綻した物語だと思う。
一応あとがきには、ここのところ定番となった作者の言い訳が書かれていて、そもそも創作に行き詰まりを感じていて、映画とかアニメとか見るようにして、やっぱりつかみは大事だと思った、だから冒頭を(光宣の)活劇で始めました・・・なんてことが縷縷記されているのだけど。
これはもう、自分から本編クソです、ってバラしてるようなものだよね。
ごめんね、いまスランプなんです、だからこれで精一杯なんです、許してください、って感じw
いやー、あとがきで謝られてもな~。
ということで、ちょっとこの5巻については、酷評する以外にないかな。
せっかくシャンバラが始まる、とかいいながら、全然、その本筋が面白くならないし。
前からそうだけど、半端にキャラを増やすから、そのキャラを完全に扱いそこねてるし。
今回、何がヒドイってイヴリンとかSTARSの戦闘員が一応でてくるのだけど、あの潜入下手のリーナにすら、あなた潜入に向いてないわね、といわれるほどお粗末なキャラで。
ただ物語をかき回すためだけに用意されたキャラってのがあからさまで呆れるほど。
この作者、ときどき、こういう使い捨てキャラを用意するから困る。
という具合で、ホント、ひどかった。
そうそう、どうやらむりやり「キグナス」のシリーズとつなげようと、十文字経由で遠山家の話も盛り込もうとしているのだけど、これはどう考えても詳細は「キグナス」を読んでねー、というテコ入れにしか見えない。
ということで、ちょっとこれ、もうだめかもね。
普通に、達也がひたすら無双する話をストレートに書けばいいのにね。
むしろ、達也が叩く相手となる各種悪の姿の描写とか類型に頭を使えばいいのに。
皆が読みたいのは、達也が無双して世直ししてくれることなんだからさ。