ヨルダンのペトラは紀元前4世紀にナバテア人が岩山を彫って造った都市でシルクロードの隊商都市として繁栄しましました。その後パルミラ(5月17日のこのブログを参照してください=カレンダーをクリックすると出ます)の隆盛などによって次第に衰退し紆余曲折はありましたが、少数のベドウィンだけが住むところとなり忘れ去られていました。
1812年スイス人(ドイツ人と書いている本もありますがスイス人のほうが正しいようです)探検家によって発見、世界に紹介されました。1950年代になって考古学的発掘が始まり1985年に世界遺産に登録されました。
この(町)遺跡に入るにはシークと呼ばれる高いところでは200メートルもある岸壁の切れ目の通路(幅5~10m)を1.5kmも行かなければなりません。このシーク以外にペトラに入る道はありません。ラクダ、ロバ、馬車、馬が活躍していました。
写真はそのシークで右と左を見ていただくと水路が見えます。左が上水道の導管が右には下水道の導管が敷設されていました。このシークを出ると****。次回にします。