東アフリカのケープタウンのホテルの隣にフランス大使館がありました。ふと標識を見ると自由Liberte・平等Egalite・博愛Fraternite と書いてありました。(写真)フランス大使館は東京にもあり珍しい存在ではありませんが、私は初めてでした。したがってこのような言葉が書かれていたとは知りませんでした。フランスは少し嫌いなところがありますがやはりすごい国だなー、と思うと同時にアパルトヘイトの時代にここを通りかかった南アフリカの人たち(黒人、白人を問わず)がこの標語を見て何を思ったであろうかと妄想していました。フランスのパスポートにもこの標語が書かれているのかなー、と思いながら、私のパスポートの表紙にある天皇家の家紋を思い、俺はいまだ「ナンジシンミン」かー。(連想ゲーム)
「猪」さんへ
先日のコメントで「マサイは日本に来てマラソンをしている→『草原の戦士』は『眉唾』」の論理は私には理解不能ですが、私がマサイ村訪問を「多少の後悔」と書いたのも今では似たような発想であったような気がしています。したがってこの私の文章を訂正します。「多少の後悔」が間違いだったことに気がつくきっかけの1つが数日前読んだ「私の夫はマサイ戦士」(永松真紀著)でした。著者は題名通りの人ですが、同時に添乗員(現地日本人ガイド)の仕事もしています。「猪」さんご不満のサファリツアーも彼女の添乗なら万々歳であったような気がします。この本は「マサイ」についての最良の入門書のように思います。未読でしたぜひお読みください。もっとも「猪」さんからは「反吐が出る」の感想が返って来そうな気もしますが。
オランダのアンネ・フランクの家に行った時、現地日本人ガイドに「アンネの母語はイーディッシュ語でしたか」と尋ねた時「イーディッシュ語、それは何ですか」と反問されて以来、現地日本人ガイドはあまり信用しないようにしていますが、この永松さんでしたら、東アフリカ旅行は最高でしょうね。
余計なお節介=「私の夫はマサイ戦士」をお読みの場合は最後のページまで
妄言多謝