前回、BC7世紀にペリアンドロスが運河の開鑿を計画し断念したと紹介しましたが、実はそのとき代替としてディオルコスという敷石の軌道を設置して船を台車に乗せて引っ張るという路を作りました。このディオルコスは13世紀まで利用され今日遺跡として残されています。(写真)
このディオルコスは日本語のガイドブックにもなく、観光コースには入っていません。そこで現地ガイドに存在を確認して連れて行ってもらいました。この地にもたくさんの日本人観光客が来ていましたが、その存在を知る人はいませんでした。我々の添乗員も知りませんでした。この地にお出かけの方はちょっとしたわき道に入るだけですから、ぜひ立ち寄ってみてください。