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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「伊藤氏寄稿文」編 ブータン最新情報3

2008年02月24日 08時45分05秒 | 伊藤氏寄稿文

 アメリカの大統領選挙が話題になっている。こんどの大統領は99%民主党の候補だろうと思って見ている。民主党となるとヒラリーさんかオバマさんだろうな。 どっちがなっても歴史的な大統領。 初の女性大統領か初の黒人大統領。 個人的にはオバマさんを応援しています。 初の女性大統領も面白そうだけどでもヒラリーはオバサンをとっくに通り越してお婆さんに近くなっているから。それにクリントン夫妻は好きでないからね。 やはりリーダーは40代から50代の若いリーダーのほうがいいと思う。 

  前置きが長くなったけどたまたま12月31日に居合わせることになったブータンの選挙です。 ブータンでは4代目のイケメン前国王が君主制から立憲君主制に体制を変換することに決定。 しかし06年、07年は黒い年で縁起が悪いから選挙は先送りされていて07年の年の瀬に一回目。 そして今月1月に二回目、その後に確かもう一回の計3回の選挙で上院と下院の候補者を決めるって聞いたな。 全部で40人ぐらい国会議員が選ばれるんだけどそのうちの5人はオオサマが任命する。 国の歴史始まって以来の選挙だからかなり気合が入っていて07年に2回予行演習をやって31日にホンバン。大きな混乱も不正もなく無事に終了。インドと国連らか派遣された選挙監視委員会もTVでフェアーな選挙だったと言っていた。 選挙前日の30日18:00から選挙翌日の朝06:00まで許可を受けた外人用ホテルと食堂以外は閉店してお休みにしないといけない。 違反すると罰金。 31日はインドとの国境は封鎖される。

 選挙は以外にもほとんどの投票所で電子投票が行われた。 ちなみに投票所はお寺かその村長さんの自宅のお庭。 投票率は55%ぐらい。 以外に低いのは本籍地でないと投票できないから。 ちなみに世話になったガイドさんは実家が東ブータンで首都ティンプーからバス2日、そのあと更に歩いて1日かかる。

 投票は正装で!! 男性は民族衣装の ゴ 着用。 女性は民族衣装の キラ 着用。 投票所にケータイ持込禁止。 ケータイは不謹慎らしい。 ← 確かにケータイの出会い系が大流行で離婚の増えているからね、、、。 投票前に酒を飲んではいけない。 候補者は、大卒でないといけない。 女性の国会議員数にはノルマがあった。 サイテーでも5分の一ぐらいは女性の国会議員をと。 なるべく若者を選ぼう。 国会議員は60歳定年。 ← どっかの国も絶対そうしてほしい。

 投票は友達、知り合い、家族、親戚でなくて本当に国のため自分達のためになる人に投票しましょう。 ← ごもっとも!! さすが電子投票だけあって翌日には当選者が新聞に出ていました。

(管理人から)

 1 写真は選挙ポスター掲示板です。国語である「ゾンカ」と英語が併記してあることにご注目ください。

 2 2007年12月15日の朝日新聞の記事を紹介しておきます。 「泣きながら王政の存続を直訴する各地の国民に『悪い王の時にも国が存続できる仕組みが必要だ』と懸命に説得する前国王の姿が人々の心に焼き付いているという。」

 3 fengさんコメントありがとうございました。ブータンの民族構成はチベット系が3分の1、ネパール系が3分の1です。宗教はご指摘の通り国教がチベット仏教です。ヒンヅー教徒もいるそうです。

コメント
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