水タバコは持ち運びが大変なので写真のように道端の店には貸タバコ道具が用意されていました。
ご承知のようにタバコはアメリカが原産地でコロンブスがヨーロッパに持ち帰り世界に広がりました。その後、水タバコはアラビアで発明されイスラーム圏で大成されたそうですが、時期ははっきりしないようです。
17世紀中ごろフランス人シャルダンがイランを旅行した時水タバコに出会っています。「ペルシャ見聞記」p49でイラスト入りで吸い方を紹介して「ペルシア(イラン)での煙草の吸い方はわれわれの国には知られていず」と述べています。