「モロッコ」編 風景・景観の巻１７ カスバ街道５ カナート２

　前回、前々回のパキスタン、イランでは観光客が閑古鳥だったのですが、今回のモロッコは同じイスラーム圏ですが、都会のラッシュアワー並の人ごみでした。旧宗主国のフランス、スペインなどからの観光客で混雑していました。そのなかで気がついたのですが、イスラエル（イズラエルが国際語のようですが）からの観光客が多かったようです。ここカナートでもイスラエルの団体さんと一緒でした。

　写真はイスラエルの元気のよいオバちゃんたちです。モロッコとユダヤ人の関係、観光客にイスラエル人が多い理由などについては後日紹介の予定です。

「モロッコ」編 風景・景観の巻１６ カスバ街道４ カナート１

　エルフードからまもなくのところでカナート（モロッコではレタラ）に出会いました。カナートとは中国タクラマカン砂漠（後日「中国シルクロード」編で紹介の予定）、西アジア、北アフリカ乾燥地帯などで行われる地下導水設備です。一般には20ｍ～30ｍの間隔で竪坑が掘られます。写真の土塁のようなものの地下に用水が流れています。写真の水揚げ場のようなものが竪坑で、中の地下道の整備のためにあります。但しここは観光用のようでした。