1492年(コロンブスのアメリカ大陸到達と同じ年)に最後まで残っていたイスラーム国家のグラナダがカトリック教国の手に落ちイベリア半島からイスラーム国家は消滅しました。その後まもなくイスラーム教徒とユダヤ教徒への迫害が始まります。しかしグラナダは無血開城であったのでその宮殿(城塞を兼ねる)、アルハンブラ宮殿はその当時のままに残されています。このとき、カトリック両王(イザベルとフェルナンド)はイスラームの服装で入城しました。
なお、アルハンブラはアラビア語で「赤い城塞」を意味しその由来については諸説あるようですが、この宮殿の増改築時に夜を通してかがり火を燃やしたので遠くから見れば宮殿が赤く見えたという話が私には一番面白いと思いました。
写真はパルタル庭園です。
Fengdanさんいつもコメントありがとうございます。アラブの井戸の中国語標示ですが、韓国・朝鮮のハングル文字もありますね。中国人は世界各地で活躍しているので中国語標示は珍しくありません。たとえばこのブログでは2007年11月8日に南アフリカでの禁煙の標示の中国語、英語、ドイツ語を紹介しています。そこでも書きましたように以前私が海外旅行を始めた頃、中国人は台湾、香港の人ばかりでしたが最近は中国本土からの人にもよく出会います。ご存知の通り世界に冠たる中華料理はいつも海外旅行では最低1回ぐらいは出会います。今回のスペイン・ポルトガル旅行では5回の機会がありました。アフリカのガーナでの中華料理店には少し驚きましたが。しかもそのとき油の少ない中華料理の選択もありました。勿論メニューは中国語ですよ。