闘牛は最後には殺されるわけですが、ここはその所です。そして闘牛の肉であることを明示して売りに出されます。現地ガイドの話では、不味いので値段も安いそうです。ところが前述の「読んで旅する世界の歴史と文化 スペイン」では「赤身の濃密な味は天下一品」(p276)とありますが、どちらが本当なんでしょうかね。
ついでに以下のウイキペディアの一文をそのまま転載しておきます。「2000年代に入り、動物愛護団体からの強い批判や闘牛への人気不振を受け観客数が激減。特に2007年8月、国営放送が闘牛の生放送を中止してからの衰退ぶりは激しい。バルセロナでは2008年からの闘牛禁止が決定、2007年にはバルセロナ唯一の闘牛場の閉鎖もされている。現在ではかつての闘牛に代わって、向かってくる牛を曲芸師がジャンプして躱すなど、牛を傷つけない曲芸が行われている」