2012年12月31日に紹介したようにマダガスカルに人類が住み始めたのは新しく2000年~1500年前からですが、国家の形成も遅く約500年前頃と言われています。その中で最も大きな国家はメリナ王国でした。その最初の首都がアンブヒマンガでした。その後1794年首都はアンタナリヴへ移ります。1896年にはメリナ王国はフランスによって滅ぼされフランスの植民地になり1960年共和国として独立を回復します。現在の国旗はメリナ王国に由来しています。アンタナリヴの王宮は世界遺産指定の直前1995年火事により(放火説あり)喪失し、現在メリナ王国の面影はアンブヒマンガに残されています。アンブヒマンガは聖地で現在は公開されていますが、以前は外国人の立ち入りは禁止されていました。
写真はアンブヒマンガ王宮跡(現在博物館)入り口ですが、2013年10月23日に紹介したトラブルでわれわれ車が立ち往生しているところです。