粗末な土産物店があり、店番にプナン人がいました、背が低い感じがしましたので、現地ガイドに聞いたところそうだとの回答がありました。アフリカの狩猟採集民族ムブティ人が背の低いことで有名ですが、それと同じく森林生活に身長が適応ということだと思いました。
マレーシアは多民族国家であることはすでに紹介しましたが、ボルネオ島(サラワク州、サバ州)は特に多数の少数民族が居住しています。その一つサラワク州グヌン・ムル国立公園の近くに住むプナン人の集落を訪れました、
現在の人口は約9500人で1950年代までは狩猟、採集の遊牧生活をしていました。現在政府とキリスト教宣教師によって定住化が勧められています。定住化については生活手段など難問がありプナン人の抵抗もありましたが定住化した集落の一つを訪れたということです。まだ少数ですが遊牧生活をしている人たちもいます。
写真のように高床住居ですがこれは仮設で将来的には次ペイジの写真のような集合住宅になる予定ですが予算関係などから未完成のようです。