この公園でイスラーム教徒に出会いました。スカーフを被っていますね。「アッサラームアレクイム」と挨拶して写真撮影を許可していただきました。イスラーム教徒に今回の旅行で出会ったのはここだけでした。フィリピン全体では5%~10%、ミンダナオ島では20%を占めます。
マゼランに対して「予はいかなる王に対しても頭を下げぬ。予が服従するのはわが同胞に対してのみだ」と戦い(1521)を挑んだマクタン島のラプラプ王(1491~1542)はイスラーム教徒でした。彼はヨーロッパ人のアジア侵略に対して最初に戦った英雄であり、フィリッピン人の誇りを守った国民的英雄です。自由時間を利用して是非このラプラプ王の碑をマクタン島で見たいと思っていましたが、いろいろの事情でかないませんでした。私にとってこの旅行の最大の目玉の一つでしたが。ベンゲット道路とともに今回の旅行の心残りの二大残念事項
スペインにとってはようやく1492年にイスラーム教徒を追い出したばかりのときフィリピンで再会とは、だったでしょうね。というわけで、その後はイスラーム教徒の迫害、カトリックの布教となるのでしょうね。
その後のイスラーム教徒の歴史および現状について非常に興味がありますが、残念ながら省略。