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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「台湾」編 鹿港 媽祖6

2018年08月22日 08時10分14秒 | 台湾

 

 これは何でしょうね?

 宿題になっている日本での媽祖信仰について簡単に紹介しておきます。ネタは主に天理大学教授藤田明良氏のネット上の「日本の媽祖信仰と南薩摩の媽祖像」によります。

 媽祖は南は沖縄から北は青森までに伝わっています、現在、多くは廟になどに祀られてはいなくて個人の家か博物館などにあるようです。(私の推測)ただし、沖縄では久米島と久米村(両者は地理的に別)に媽祖廟があり一族などに信仰されています(沖縄県教育委員会の担当者から教えていただきました。)

私の住む鹿児島は多いようです。日本全国では30例ありそのうち鹿児島では10例あります。南さつま市坊津の揮津館に媽祖像が展示されています。同じ南さつま市笠沙の林家は中国からの渡来人の家系で今も媽祖像が祭られています。(南さつま市の担当者から教えていただきました)

 鹿児島市の繁華街天文館に「ボサツ通り」という地名があります。1630年に中国からの渡来人が媽祖を祀る菩薩堂を建立しました。それが火災、廃仏毀釈など経て消滅しその痕が地名として残っているのが「ボサツ通」です。(鹿児島市の担当者から教えていただきました)