数奇な歴史の持つ世界遺産の村ホラショヴィッチェを訪れました。
1520年から1525年、ホラショヴィッチェはペストの大流行に見舞われ、生き残った住民はわずか2名でした。写真中に見える円柱はこの時の追悼碑です。その後1895年の統計によればドイツ系住民157人、チェコ人19人となりました。しかし第2次世界大戦後ドイツ系住民は追放されホラショヴィッチェは荒れ果てました。1990年より村は修復され現在の人口は140人程度です。建物は19世紀後半のもので建築様式は南ボヘミア地方特有のバラック様式です。