これはアンボセリ国立公園です。距離感ははっきりしませんが1キロメートルはあったかと思います。肉眼でようやく見える程度の距離です。写真には写っていませんが左手にシマウマがいます。ライオンは本気で狩をする様子ではなくちょっとちょっかいを出して追っかけて引き上げるところです。左手にはシマウマがじっと様子を伺っています。
余談ですが、このときライオンはサバンナの王者ではなくパラサイト(寄生虫)だと私は思いました。王者はすでに紹介した「ヌー」や「象」だと。しかしこのパラサイトも1週間に2度ぐらいの狩で必要以上に宿主に被害を与えません。宿主がいなくなるとパラサイト自身も生きることはできませんから。
しかし必要以上に宿主を痛め宿主を死に追いやり、自らを死に追いやるパラサイト動物がこの地球に出現しました。それは人間です。(連想ゲーム)
SERAP さんコメントありがとうございました。サハラの塩はまだありますのでお送りします。名前と住所をお教えください。コメント欄にお書きください。私が閲覧し次第消去しますので。
ンゴロンゴロ自然保護区からマニヤラ湖国立公園への入口付近で大きな象が道路に立ちふさがりサファリの車は立ち往生。「シー,静かに」と注意され静かに象サマの立ち去るのを待ちました。かなりの時間が経ちようやく移動してくれました。
以下は添乗員川窪さんのメモ。
「道路に立ちはだかる大―きなオスの象。55~60才くらい。キバは戦いで取れてしまったが、もう年のためはえてこない」
同行のIさんからCDで鮮明で綺麗な写真をたくさん送っていただきました。そこでその中からいくつか紹介させていただきます。なお、写真につけるコメントはいただけなかったので私の無駄話を少し入れます。間違いがあればご指摘をお願いします。
10月27日、29日、31日にヌーとシマウマを紹介しましたが、それとほぼ同じ場所での写真でカメラと腕前の違いが分かるものを3枚続けて紹介します。最初はヌーとシマウマです。
写真は南アフリカの首都プレトリア(注)で見かけたマンション売り出しの広告です。価格はR595.000(日本円換算約1100万円)からと書いてありますが、bachelorと書いてあるので1人部屋ということでしょう。高いか安いかを一人当たりのGDP(国内総生産)で見ると日本(2005年)36000ドル、南アフリカ(2006年)5300ドルですからかなり高いですね。また我々旅行者にとっても物価はかなり高めのようでガイドブックよれば日本の8割程度と書かれています。ここもかなり経済格差が大きいようですね。
(注)
プレトリアと言う市名は、オランダ系白人(アフリカーナ、ボーア人)がイギリス人に追われながらケープタウンからアフリカ大陸を北上(グレートトレック、後日紹介)したとき原住民ズール人王国との戦いで(血の河の戦い、1838年)勝利したアフリカーナ側の英雄アンドリース・プレトリウスに由来しています。そこで2005年3月8日、プレトリアの市議会によって市名を「ツワネ(Tshwane)」に改名する事が決議されました。2005年5月26日、南ア地名評議会(SAGNC)が「ツワネ」に改名する案を認めました。「ツワネ」は黒人先住民の首長の名前であり、白人達は改名に猛反対しています。プレトリアの街ではcity of Tshwane という表示も見られましたが、多くのところではいまだにプレトリアのようです。また日本のガイドブック(地球の歩き方2006~2007度版)、lonely planet 2007年度版のいずれもこのことについて触れていません。日本の外務省情報もそうです。いずれもプレトリアのままです。なお、この改名についての情報は添乗員の川窪さんとウイキペディアによります。
「猪」さんコメントありがとうございました。ヴィクトリア滝、グレートトレッカー、グレートジンバブエ、マンデラなどについても取りあげる予定です。お読みいただければ幸いです。
このサヴァンナの中に忽然と今夜宿泊する宿ロッジが現れました。周りには何にもありません。ここにも風力揚水機がありました。良く見るとその場所は涸川の側にありました。かなりの部屋数(2,30?)があるロッジでしたが水はこの風力揚水機だけに頼っているようでした。この写真の真ん中よりやや右には小さく風力発電機が見えますが、さすがこれだけではまかないきれないようでディーゼル発電機が回っているようでした。
ナミビアの首都ヴィントフックから世界最古のいわれるナウクルフト公園(有名な赤い砂丘、後日紹介)に向かう途中のサヴァンナで写真のような風景をよく見かけました。聞いてみると地下水をくみ上げる風力揚水機でした。