今回の旅行のキャッチフレーズの一つが「桜の鎮海を訪れる」でした。満開間近でした。
ここの桜は日本と縁の深い歴史を持っています。まず鎮海が旧日本海軍の軍港だったことから始まります。(鎮海と日本とのかかわりについては次回紹介します)以下の記述は主に「ある日韓歴史の旅」(竹国友康著)によります。
この地に軍港を建設するようになって都市の美化のために桜を植えたのが始まりです。(1910年)
1945年8月15日以後、桜は日帝(日本帝国主義の韓国での表現)の残滓と言われ多くの桜が伐採されました。しかし1962年にソメイヨシノの原産地が日本ではなく、韓国の済州島に自生するワンポンナムであるとの説が現れました。(この説は間違いのようです)そのため1960代頃から1975年をピークに在日韓国人を中心に日本から大量のソメイヨシノ(韓国ではワンポンナム)が持ち込まれ今日の桜祭りになりました。
年本雅樹(注)さんコメント有難うございました。同憂の士がいたことを嬉しく思いました。
(注)年本さんは㈱トラベル世界の現職添乗員です。