風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

力吟・強吟そして和歌の吟詠

2024年12月25日 | 詩吟
この処、発声について山田先生の助言を得たり、自分なりにカラオケで発声を
して見たりで、自己開発中でした。

なんとなく、いい感じになってきたと思えたのが、セリフが言えていると感じ
それとともに、漢詩の詠みに、抑揚が付いてきたように思うようになりました。
漢詩は強吟でしかあり得ないと思っていたころからは、かなりソフトになって
発声にも無理が無くなった来ました。
結句の大山と最後の三の高さの伸びが豊かになってきました。
それにより律詩体力もついてきて、これは体力ではなく、発声に無理が無く
なってきたことによるゆとりなんだなぁと、初めて知ることでした。
そして極めつけは、昨日のカラオケでの歌謡曲の歌唱が、おもいがけず満足
出来るものでした。

このくらいに柔らかく発声が出来たら、とても心地よく、嬉しい思いでマイク
を置くことができるのだと、勝手に思うことでした。

この一年、公私ともにいろんなことが重なって心が波立つことばかりでした。
そんな中で、山田先生に心身のメンテナンスをして頂きながら、体の中の
こだわりとこわばりのない空洞を自然と作り上げられるようになっていました。

苦しい時は体をこわばらせますが、整体の施術をして頂きながら、こわばりを
解いていると、声まで豊かになるものなんですねぇ。

体のこわばりが解けると、心のこわばりも解けるものの様です。
あんなにこだわって忌避していたことが不思議なくらい平気になりました。
そのこだわりはいろんな場面に出てきて、いたずらをしてくれました。
それがなくなったら、不思議なくらい声が豊かになるものなんですねぇ。

体は楽器、豊かに楽器を鳴らすには、強いこわばりを取り去る事。

そうすると、心のままに吟じることが出来て、今までにない評価と快感を
得ることが出来るわけです。

まだ、入り口が見えただけなので、油断大敵です。
明確な目標ができて、新しい信念が始まりそうです。
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