今年の五似ん会(12月4日)は、恩師の参加も得て食事会となりました。
五人の中で、2人が酒豪ですから、恩師も大いに盛り上がってと思っていたら、
最近はどのような会合にもノンアルコールにしているとの事でした。
そして、自分のペースで飲みたいとおっしゃる。前の席に座った私は、ホッとする。
おいしい和食を頂きながら、思い出話に花が咲き、途切れることがありません。
それぞれの強烈な思い出が、必ずしも同じではないことに、おどろきながらも
納得することもあり、あんなに足並みのそろった部活をしていても、それぞれ
に思いが深まり、伝えたくなる話題はそれぞれなのだなと思う。
そして、5人の中で、いちばんののんびり屋で「天然」の誉れの高い私が
今でも詩吟を続けているのは、驚きなのです。
こんなことも起こるのが、私たちの良いところ。
五人が五人とも似たところがなく、それぞれがそれぞれに行動しながら、結束
乱れることなく、1年間の幹部の責任を全うしたことを、集う度に誇らしく思う。そしてそれが、会の名前の由来となる位なのです。似んの「ん」は「不」
であって、似るを否定しています。
そんな私たちを恩師の大学の後輩吟詩部員と同じく分け隔てなく育てて下
さって本当にありがとうございました。
恩師の伝えたかったことは、言葉としてではなく、胸に収まっていました。
次の機会にもお元気でお目にかかりたく思います。