風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

オルティンドーと詩吟と

2012年08月11日 | 徒然に日々のことを
オルティンドー仲間のTさんから、入谷の焼き鳥屋たけうちで行うライブにお誘いを受けました。

モンゴルでオルティンドーの特訓を受けてきたばかりというので、久しぶりに会って話しをしたかったし、昼間で、場所も近いこともあって聞きに行かなくっちゃってことになりました。

彼女とは、まず、知り合ったのは、オルティンドーの練習であり、私がモンゴルで習っていたということに敬意を表していただいて、一曲歌ってくださいと頼まれました。
しかも彼女の馬頭琴の伴奏付きで。

ずっと演奏活動を続けている彼女とすっかり練習を忘れてしまってさび付かせている私とが、同じに歌うなんて恐れ多いと思ったのですが、馬頭琴の伴奏に釣られて、諾の返事。

その上、詩吟まで、お願いされてしまって、ャbプスとオルティンドーと詩吟という取り合わせが、出来上がりました。

いわゆる、チャージを頂くライブと違って、焼き鳥やさんで、親しいグループが集まって、顔合わせのような飲み会のような、だけど、まじめなライブという形式で、お客よりも演奏家たちのほうが多い会だから、実現したものでした。私は、夕刻には引き上げたのでその後のことはうかがい知らないのですが、夕刻には、お客もたくさん来たことでしょう。

「ゆるーい」と彼女の表現するところのまぜこぜライブは、お昼の1時半から、始まりました。

Tさんは、その場にいる人を、みんな取り込んでしまって一つにゆるーくまとめてしまう天才でした。

間にオルティンドーがあるからなんとか詩吟もくっついたのだけれど、聞いた人は驚いただろうなぁ。

彼女のャbプスの方のうたは、透明感のある声で、自作の唄や、吉田みなこなどの歌を歌う。
ベースギターとアコーディオンを従えて。彼女は、シンガーソングライターバトキニストの自ら名乗っています。バトキニストとは馬頭琴弾きってこと。
オルティンドーのときは、アカペラであったり、バックとのセッションがあったり。

私との共通点といったら、猫好きというところかな。

さびてしまったオルティンドーのままでは、失礼なことでした。さびを落としてからじゃないとね。はんせい。

詩吟については、私以外はかなりの若手ばかりでしたから、初めて聞いたという人ばかり。
焼き鳥やのマスターとは、一人、年代が同じかな?
武田節を一緒に歌いましたが、とっても喜んでもらったみたい。

詩吟は、川中島の前にちょっとした前説をしたら、これが好評で、わかりやすかったと。

これから、詩吟に様々なチャンスを作ってあげたとき、ちょっと、くだけた前説を準備しておくと良いなぁという宿題を頂きました。

ただ、座って聞くだけではない、参加型ライブは、初めての経験で、楽しかった。
そういえば、年を感じないひと時だったなぁ。

音楽のよいところは、さっき自己紹介しあった人同士が、譜面を間にあっという間にセッションをやってしまうということ。
彼女が私の目の前で、それをやってくれた。
譜面という共通項は、便利なものだ。

詩吟を音符に置き換えて、歌うことに抵抗を感じていたけれど、目からうろこ。
詩吟を知らない演奏家にも、伴奏をしてもらったり、セッションをしたりする方向性が見えてきて、面白い。

帰宅して飲んだワインハ久しぶりに獅ゥった。そして、ライブの興奮とで、朝までぐっすりと眠れましたとさ。


コメント