風のこたろう

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'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

吟詠

2016年10月11日 | 詩吟
宮崎東明 作 「秩v  今回の練成会の吟題




自分なりに頑張って、練習をして、それなりに成果を上げたつもりの「秩vを吟詠いたしました。

「何か吹っ切れたねと」言ってくださった方。

練成会の時だけ、お目にかかり吟詠を注目して聞いてくださり、その時のコメントを必ず下さる方からも、お褒めを頂きました。
ただ、「あなたの吟は、伴奏なしの方があなたらしさが活かされます。あのうるさい伴奏はいらない。」とおっしゃいました。


確かに、今回もマイクに負けて、伴奏に負けた吟詠でした。

ですから、今日になって、録音した音源を聞いてみて、それがよくわかります。

特に、心して、練習をした 譜の最後の音の味付け、例えば7番の最後の音のふっときえるところ、大山 中山の最後の音の安定と引きと声の抜きと、こだわった弐段上げの最後の伸ばしと、ことごとく、音源は拾ってくれてない。

拾ってくれてないのではなく、一歩前へができなかったので、マイクは拾うことができなかった。
要するに、マイクのせいにしてないで、潔く、負けを認めること。
聞いていてくださる方へも、ちゃんと届く声で吟詠をしなくてはいけない。
独りよがりではいけないと、反省。

鷺照先生の細くても、会場の隅々に届く声は、私には身についてない。

一人、自己満足の練習では、できてなくても、思い入れの強さばかりで、出来たつもりになっていたのだろうと、反省する。


その、指導者の下に居る夢組さんたちは、マイクの使い方をしっかり指導されない恨みがある。


ただ、私の吟詠と音響に対する心情を、会員さんたちに押し付けて良いものか、迷いに迷うところ。

さて、次への課題は、私自身の吟詠をどう方向付けるか、何に焦点を合わせるかを声を出しながら、楽しみながら、見つけ解決していこうと思う。

この一年は、夢組と自分とに焦点を当てて過ごしてきました。
心地よく楽しい時でした。

余計なことは考えず、差し出たことをしないことが気楽で、しかも、体調がすこぶるよくなったことも加えて、思い描いている声がだんだんと出てきたことは、何よりもうれしい。

喉の乾燥に注意して、喉に負担のかからない発声を心して行わねば。
そして、自分の練習環境をどう整えるかを解決しよう。

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