風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風

2016年10月12日 | 詩吟
練成会の興奮冷めやらないうちに、松風のお稽古日がやってきました。

連合吟コンクール初挑戦という快挙を成し遂げた、松風さんにエールを送りました。

まず男女混合のチームでも、日頃の仲の良さを反映した素晴らしいバトンタッチができたこと。
それぞれの持ち場を、きちんとこなして、練習の時にできなかったことができて、本番の方が格段に良い詩吟をなさいました。

実力を出し切ることのできる会員さんたちを誇りに思うと同時に、運が良かったと思いました。

日頃の練習の中で、マイクについて言及するゆとりがなくて、本番当日は、どうなるかと気がかりでした。

三人が登場した時は、審査員席から、「やった!天の恵み」と思いました。
なぜなら、前の出場者が背の高い人ばかりで、マイクが音の拾いにくいくらいに高かったのです。
マイクの調節について、このまま触らないでいてくれたら、マイク音の拾い具合が、同じように低いので、彼らのそのままが舞台上に披露されるから、ちょうど良いと思ったのです。

マイクに乗らない彼らの声は、穏やかに大人の広がりを感じる吟詠でした。
確かに親のひいき目があるのは確かです。
こんな気分で、審査員をしていていいのかしらと思うのですが、点数は、厳しくつけたつもりです。

初めての舞台で、大きな失敗もせず、練習よりも上等の吟詠ができたということだけで、高い評価を教室の指導者として、差し上げたいと思います。

コンクールの妙味ここにあり。

それぞれの感想も、「ちゃんと覚えて吟詠ができたのは、よかった」と、「詩を書いてかいておぼえました」「努力しましたから」と、前向きな言葉が聞けました。

そして、三人がそれぞれ役目を十分に果たし、みなさんから、良く動いてくれましたとおほめいただきました。

気になることを、すぐさま行動に移して、仲間と協力した前向きの姿勢が、担当のリーダーさんだけでなく目に止まったようでした。

よく気の付く、会員さんのおかげで、不肖の私にも、評価が上がりました。
おかげ様。



さぁ、切り替えて次の目標にむかって、再スタートです。

松風さん、これからも共に進みましょう。
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