採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

梅酒の味わい

2006-11-27 | ■おともだちの味研究
このブログでお友達になったmichiさんと、いちじくコンポートの研究をしよう、と取り替えっこをさせて頂きました。そうしたら、いちじくコンポート以外にも素晴らしいものを沢山頂いてしまいました(こちらについては後日紹介させて下さいね)。

中でもとっても美しかったのがこちら。


なんと5種類の梅酒



それぞれお酒の種類とかお砂糖の種類が違うのです!
どんな味かとっても気になるのだけれど、味わい比べるにはゆったりした時間が必要ですよね。なので休日までおあずけ。

11月11日の夕方、夫と試飲会をしました。明るいうちからこんなおいしいお酒(勿体無いのでちょっぴり。あとはしばらく熟成させたくて)、楽しかった~。

カウンターにびんと杯を並べて、番号をふって、それぞれメモカードとペンを持って、立ち飲みしながらメモを書いていきました。どれもとってもおいしかったです。でもそれぞれ個性があるのですよ。
特徴を味わい分けようとメモした結果が次の通りです。でもだんだん酔っ払っていったから正しくないかも・・・。
写真左から(1)~(5)となっています。

(1)泡盛35%(守禮)、青梅、果糖
夫:菊の露より酸味が強い。フルーティー。
私:すっきりいい香り。梅酒らしい味。

(2)黒糖焼酎30%(奄美)、青梅、波照間産黒糖
夫:黒糖の香りがかすかにしてよい。
私:一番強い酸味を感じる。カラメルの味もする。

(3)サントリーブランデー35%、青梅、果糖
夫:バランスのよい味。ブランデーの甘みと合う。
私:一番まろやか。ブランデーと梅があうとは以外。

(4)泡盛古酒43%、青梅、波照間産黒糖
夫:こゆい味。不思議な味。まさしく黒糖+泡盛!
私:酸味が強い。後味に力強さ、ほろ苦さがある。

(5)泡盛30%(菊之露)、青梅、果糖
夫:梅のよい香り。くせのない味。梅の酸味が心地よい。フルーティー。
私:軽いかおり。花のようなやさしい香り。


果糖を使ったものは一番梅酒らしい味で、でもすっきりした甘さなのです。
黒糖を使ったものは、果糖に比べて甘さを少なく感じるのか、酸味が強く感じられました。でも黒糖の力強い味が楽しめます。熟成も楽しみ!
ブランデーは私にとっては意外なおいしさ。ブランデーと酸味の強い梅ってあわないのでは、という先入観があったのですが覆されました。考えてみたら、甘酸っぱいレーズンをブランデーに漬けたものはおいしいですものね。
今回香りが印象深かったのが菊之露で漬けたものです。
花のような不思議なやさしい香り。菊之露の特徴なのかしら。菊の露を買ってこなくては!


私はこれまでホワイトリカーと氷砂糖という一番普通のやり方でしか漬けてこなくって、梅酒ってなんだかあんまり減らないなあ、と思っていたのですが、お酒、お砂糖をきちんとしたものにすればこんなにおいしくなるのでびっくりでした。
研究不足でした。
来年はこれを参考にさせて頂いて、自分でも工夫したいと思います。

こだわりがある方の作品を頂くと、本当に勉強になります。michiさま、すばらしくおいしい、そして貴重なものを本当にありがとうございました。
コメント (4)
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