【きのこオフ会シリーズ】
素敵な山荘できのこ料理三昧:お昼ごはんの部(前)
○素敵な山荘できのこ料理三昧:お昼ごはんの部(後)
素敵な山荘できのこ料理三昧:夜ごはんの部
素敵な山荘できのこ料理三昧:朝ごはんの部
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お刺身、サラダ、お豆等々沢山食べておなかもいっぱいになりつつありますが、実はメインはこれからなのでした。
今回のテーマのひとつが「ジビエ」。
ここ数日、肉断ちして備えましたよ!
 お肉準備風景です(我々が到着前の様子)。 左が猪、右は鹿です。 そしてここには写っていませんが、クマも。 お肉は信天翁さんが持ってきて下さいました。 (一体どういうルートが・・・!?)
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 そして蓼科牛、蓼科ポーク、タマネギをわらびさん・フミエさんが用意して下さいました。
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 お好み焼き屋さんにありそうな立派な鉄板で、じゅうじゅう焼きます。
イノシシは、ほとんどが脂身なのですが、食べると脂っぽさがないです。
蓼科ポークも、おいしい豚肉でした。
お肉の旨みを吸ったタマネギがまた、シャキシャキして大変おいしいです。
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   お肉でおなかがくちくなったところで、大珍味の登場です。 実はこれ、蜂の子です(写真をクリックすると別画面で拡大します)。 信天翁さんが山でみつけて、わらびさん、フミエさんの3人で、2時間くらいかけてひとつずつ爪楊枝でつつき出して冷凍しておいて下さったものです。
まずいい香りがするまで乾煎りし(写真左)、更にバターで炒めます(写真中)。
実はわたし、イモムシなどのにょろりとした生き物が大の苦手。 蜂の子もある、と献立案を見て知っていたので、食べられるかどうか、すごく心配でした。しかもいざとなったら眼鏡を外そうと思っていたのに、うっかりコンタクトにしてしまったし。
でも、お酒を飲んでいい気分になっていたせいか、はたまた「もうこの年になると身体にいいって言われればなんでも食べちゃうわ」というフミエさんの言葉に開眼してしまったのか、何だか抵抗感がなくなって参りました。
-------以下かなり詳しい描写なのでダメな方は読まないように-------------
一番若い状態のものは見た目も味も、松の実のようです。 若いサナギは、色は松の実色だけれど、形状が蜂の形をして、外側が少しパリっとした感じです。そしてもうちょっと育ったものは、外側が黒っぽくなり(蜂に近づき)、もっと表面がパリっとしています。
味は、バターの風味もあるかもしれないけれど、クリーミーで、ナッツのようなコクがあります。
濃厚なチーズやらお肉に馴れてしまった現代人にはそれほどでもないかもしれませんが、動物性タンパク質など滅多に摂れなかった昔の信州では、さぞかしご馳走だったのではないかと思います。 通常は、こんな風にツマミで食べたりはせず、白いご飯にぱらりとまぶして、蜂の子ご飯にするそうです。確かに、中近東料理ではピラフにナッツを散らしたりするので、美味しさが想像出来ます。 プレーンな味のものに、ほんの少しふりかけて、少しずつ食べる、貴重な珍味なのだな~と思います。
ごはん的なもの・・・と食卓を探し、茹でた紫花豆に挟んでみました(写真右。そうすると姿形も見えないしね☆)。 ホクホクの豆に濃厚な風味が加わり、何だかとてもおいしいです。ついつい、手が止まらなくなってしまいました。 蜂の子パワーで耳鳴りが消えた、みたいな宣伝も見たことがあるし、美容と健康にも効果があったのではないかしらん。
探して、このように食べられる状態にする手間を考えるだけでも大変なご馳走です。信天翁さん、わらびさん、ふみえさん、ご馳走様でした!
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 (もしかして夜ごはんのデザートだったかも) さて、デザートは、ガトーショコラ。Fujika作です。 小嶋ルミ氏の、ラズベリー入りガトーショコラのレシピを参考にしました。 こちらに向かう前日、失敗は許されないと緊張しながら作りました。
左側に大きな気泡があるのは、ブラックベリーのシロップ煮を入れた為だと思われます(単なる気泡かも・・)。
neneさんが、何やら酸っぱい系のものが!?と驚いていましたが、確かにチョコ+酸っぱいものはダメな方もいますよね。 オリジナルレシピに似てるし、と作るときは気にせず混ぜてしまいましたが・・・。
実は私も昔、そうでした。 マクビティだったかに、ダイジェスティブビスケット+オレンジジャム+チョコレート、というクッキーが昔ありましたよね。 チョコレートに、コーヒーやナッツまではいいけれど、何故ジャムなんて合わせるの、と憤りを感じていたものでした。 クッキー+チョコだけの方がよっぽど美味しいのに・・・と。
最近では、「許せない」組み合わせ、なんてあんまりないな・・・。柿の種+チョコというのも大いに許してしまいます。
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さてさて、ひとまずお昼ご飯は一段落。
お風呂に行って、そのあと(もう)夜ごはんです。
夜ごはんは比較的軽めに、きのこ鍋の予定です。
・・・夜ごはんの部につづく