採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

素敵な山荘できのこ料理三昧:夜ごはんの部

2008-12-22 | +お客さんの日
【きのこオフ会シリーズ】
 素敵な山荘できのこ料理三昧:お昼ごはんの部(前)
 素敵な山荘できのこ料理三昧:お昼ごはんの部(後)
素敵な山荘できのこ料理三昧:夜ごはんの部
 素敵な山荘できのこ料理三昧:朝ごはんの部
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さて、お昼ご飯も済んで、みんなでお風呂に行ってきました。
(フミエさんだけお風呂の時間をずらして準備して下さいました。すみません!)

さっき昼ごはん食べたばかりなのに、もう夜ごはん・・・。
 


2008/11/23
ハタケシメジ、ハツタケ、舞茸、ムラサキシメジ、キシメジ、ハリタケ、ブナハリタケ、半天然のクリタケ、イグチ(ジコボー)・・・などなど、めくるめく各種のきのこで・・・


2008/11/23
アルマイト鍋になみなみと、きのこ汁です。

これらきのこは、摘んできたり買ってきたあと、ゴミをとって綺麗にして、扇風機で風をあてて半乾燥の状態にし、それを冷凍するのだそうです。
そうすると旨み成分が濃縮し、しかもきのこの歯ごたえもしっかり残るとか。

きのこは掃除がものすごく大変なのです。
こんなに沢山、綺麗な状態にするのにどんなに時間がかかったことか(虫退治もしなくてはいけないし)。ありがとうございます。
贅沢の極みです・・・。


2008/11/23
お豆腐と豚肉も入っています。

そして各種きのこから出る複雑な旨みが、もうたまりません。



2008/11/23
こちらはムラサキシメジや、キシメジ(又はシモコシ?)。
複雑な味の出汁ですが、きのこを食べると、それぞれの味がします。

おいしくって何杯もおかわりしてしまいました。


2008/11/23
初めてみるクロカワというキノコ。
肉厚で立派です。


2008/11/23
付け焼きにして、大根おろしを添えて頂きました。

このクロカワは結構ほろ苦くて大人の味。
どなたかが、ちょっと苦手、ということで私は2杯食べてしまいました。

お酒のすすむ味なんだな~。


2008/11/23
やっぱり日本酒が合うねえ、という意見でした。

背の高いとてもお洒落なグラスで頂きました。

こうすけさんは「みやさか」が特にお気に入りだったようです。


2008/11/23写真提供こうすけ氏
こちらはふみえさんのスペシャル料理。
シモフリシメジの巾着詰めです。


2008/11/23
(写真が美しくなくて申し訳ありません)
油揚げ巾着の中身は、シモフリシメジ、糸こんにゃく、鶏挽肉です。

ひとつにつきシモフリシメジが何本も入っていて、贅沢です。

お吸い物だったら1、2本でよい出汁がでる位なのに、何本もだなんて、罪深い・・・。


2008/11/23写真提供こうすけ氏
こちらはシモフリシメジの網焼き。
塩をぱらりと振って。

これも贅沢!
このくらいキノコがあったら、1合のシモフリシメジご飯になるのですよ。それをこんな、つまみでパクパク食べてしまうなんて☆☆


2008/11/23
ふみえさんが作って下さいました。
お煮染めです。

奥にちらりと見えるのは福井県大野の里芋。
密度があってぽっくりして、おいしい里芋です。
福井出身の母は自慢するのだけれど、関東ではあまり見ないですよね?隠れた名品なのかな?

そして一緒に煮てあるお肉もとても美味しかったのだけれど、何だったのかな?イノシシ?

このお煮染め、実はいっぱいお持ち帰りさせて頂きました。帰って何日も楽しめて、本当に幸せでした。


2008/11/23
これもスペシャル、コウタケごはんです。

乾燥コウタケを戻して、佃煮状にしておいたもの、そして乾燥コウタケをコーヒーミルで粉砕したカケラそのまま、の2種類が入っています。

水で戻さなくていいとは!

以前自分で作ったときは、苦味が抜けるまで水に晒したのです。そのまま使うと苦いかとおもいきや、熱で苦味はなくなったようです。
水で晒していないせいか、非常に濃厚なコウタケ風味です。

とってもおいしくて、日本人でよかった!と思える味です。
ほかのどんなキノコにもない味で、高値がつくのが分かる気がします。

西洋人はこういったほろ苦いキノコ使うのかなあ、などと話題が弾みました。


2008/11/23写真提供こうすけさん
こちらがその、コウタケフレーク。

ミルで挽いて、ザルで篩った粗い方です。

細かい方はまた特別な料理に変身するのですよ。
(朝ごはん編をお楽しみに!)


2008/11/23写真提供こうすけさん
おいしいチーズをおつまみに出して下さいました。

手前が清水牧場の「山のチーズ」。
何ヶ月待ち、というほど大人気の貴重なチーズです。
名前だけは知っていて、いつか食べたいなーと思っていたものでした。日本のチーズって、最近は本当に感動的に美味しいなーと思います。
国の政策として、酪農をもっと支援する体制があったらいいのに(そうしたら少し安くならないかとちょっと期待・・)。

奥はneneさん持参のブルーチーズです。
お酒は日本酒だったような。日本酒とチーズも合いますねえ。
美味しいものづくしで、この頃にはもう陶然としておりました。


2008/11/23写真提供こうすけさん
お昼ご飯の部に間違えて出してしまいましたが、このデザートは夜だったかも。
Fujika作チョコレートケーキです。

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ビッグレモンピール

2008-12-22 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
ビッグレモンというもの、希に直売所で見かけたりするのですが、お友達に頂いて今回初めて扱うことになりました(miyakoさんありがとうございます!)。

レモンピールにして、チョコレートがけをしてみようかな?
 
2008/12/11
さてこのビッグレモン、見かけは絶対レモンではないです。
文旦のよう。

切ってみても、やはり文旦のよう。

でも果肉を食べてみると、甘さはなくて酸っぱいです。
2008/12/11

皮の剥きやすさもレモンでなくて文旦やグレープフルーツのようです。
セドラってこれかしら?違うかな?
(ご存知の方教えて下さい)

この皮は、食べてみたら文旦とは違い苦くない!まさにピール向きの皮です。
成功の予感☆☆

2008/12/12

大きめに切り、煮てみました。
オレンジ色に写っていますが、実物は綺麗な黄色です。

果皮の黄色が段々シロップに溶け出し、白い部分に染まっていく様子はそれはもう綺麗で、感動的です。

2008/12/15

余り煮詰めるとコンガリあめ色になるので、お砂糖、水飴で適宜糖分濃度を調整して、早めに干すことにしました。

これが干したばかりの日。

2008/12/23

1週間後。
かなり小さくなりました。
なかなか上出来だと思うのだけれど、どうかな?



果肉は取り出して、ジュース状にして冷凍してあります。ジャム作りやサラダの際に大活躍しそうです(普段は瓶入りレモン果汁をよく使っているので)。

果汁はたっぷりとれるし、皮は苦味がなく、透明に、綺麗に煮えて煮くずれにくいし、感動的なほどものすごく使い勝手のよいフルーツでした。

miyakoさんありがとうございます!!
チョコがけして里帰りさせますね~。
(チョコがけに不安があるけれど)

ママレードにもしたいし、ピールももっと大量生産したい!今度直売所を探しに行こう。

コメント (4)
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