採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

なんちゃってタルトタタン

2010-12-20 | +お菓子(西洋)
夜はぐっと冷え込むようになりましたよね。
そんな夜には、オーブンを焚いて暖まろう。
小豆はこの前炊いたので、今日はりんごのタルト・タタンにしようかな☆
シナノスイートというりんごが沢山あるのです(メグミさんありがとうございます!)。

最近、カラメルを作ってからりんごを煮ると煮崩れにくいということを発見しました(本を読めば分かることですが、実践したことがなかったのです)。
次のような感じでりんごを煮ています。

■■タルトタタンのりんごのところ
■作り方
(1)りんごの皮を剥き、8つに割って芯をとっておく。
(2)テフロンのお鍋(壊れた電気釜の内釜使用)にグラニュー糖、水少々を入れ、カラメルを作る。結構濃い茶色になったら火をとめ、余熱で黒っぽくなるまで焦がす。
(3)剥いておいたりんごを投入して(鍋底を水につけても)カラメルを冷ます。
(4)りんごをタテになるように、ぎっしり鍋に並べ直す。
(5)丸く切ったオーブンペーパーを載せ、更にステンレスの落としぶた(100円ショップの)を載せ、どんぶり2つ分ほどの重石を載せる。
(6)オーブンに入れ、150度で2時間くらい、低温で焼く。
 ついでに焼き芋なんかも一緒にするといいです。

 
2010/12/11タルトタタン

りんごをタテにぎっしり並べたところ。
5.5合炊きの内釜で、りんご4個分です。
最初に作ったカラメルが固まっていますが、全く問題有りません。

2010/12/11タルトタタン

オーブンに投入。同時に大きなお芋4個も焼きました。
焼き芋をする際は、お芋から蜜が出て焦げ付くので、シリコンシートを敷いておくのがお勧めです。

りんごの鍋も、りんごが多すぎると吹きこぼれるのでシートはあった方がよいです。

2010/12/11タルトタタン

2時間ほど焼くと、こんな感じに。
最初は5合の水位ラインまでりんごがありましたが、1合のラインより下まで縮んでいます。

2010/12/11タルトタタン

上の容器のままでもいいですが、小さめの型2つに半分ずつ分けてみました(ひっくり返し易いように、オーブンペーパーを敷いてみました)。

りんごが柔らかいので1個ずつ綺麗に並べるのは難しく、適当にどさっと移して上から押さえつけただけです。


ここまでは、殆ど何の手間もかからず簡単です。
あとは底のパイ生地を焼くだけなんだけど・・・・・。

フードプロセッサーですぐといえばすぐなんだけど・・・。

粉やバターを計量して、捏ねて伸ばしてカットして焼く、と結構プロセスがあるのよね・・・。うーん。ちょっといまのところ、その作業をしている心の余裕が・・・。

と、数日間、カラメルりんごのまま放置されることになってしまいました。
このままジャムとして食べちゃおうかな、と諦めかけたときに流れ星が落ちてきました。
 
はっ!(ぴかっと閃いた)

そうだわ!
あれを使ったら、簡単で丁度いいかも☆


2010/12/11タルトタタン

底生地問題は、瞬間で解決して、なんちゃってタルトタタンの出来上がり。

2010/12/11タルトタタン

綺麗に並べるのではなく適当にぎゅうぎゅう詰めたりんごも問題ないし、底生地もちゃんとあるし☆

2010/12/11タルトタタン

底には何を使ったかというと・・・・・


(断面写真でもうおわかりだったかもしれませんが)

食パンの耳。

1枚では足りないのでつなぎあわせる必要があります。
このカット方法は失敗。

2010/12/11タルトタタン

こうやって、扇形を寄せ集めるカット方法の方がよろしいです。

軽くトーストして、白い方に少しバターを塗り更に軽くトースト。
そして白い側をりんごにくっつけて、えいやっとひっくり返せば出来上がりです。

パイ生地よりカロリーも低めだし、何より手早いし、中高年二人で食べるには充分です。
カラメルりんごだけ作って冷凍しておこう。

食パンの耳は、もしかして普通の家庭にはないのかしら。
私は、トーストにすると薄くてパリッとしたところが気に入って、パン屋さんに行くたびに貰っています(なんと言ってもタダですし)。毎回ある訳ではないので残念。


パンの耳を使う技、自分にしてはよいひらめきだと思ったのだけれど、クックパッドで検索したら、ちゃんと情報があったのかな・・・。

コメント (3)
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