採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

自家製干しナスでドルマ

2010-12-27 | +ふたりの日
冷凍庫の中で、以前作ったドルマ用の干しナスが嵩張っていました。
よし、片付けてしまおう、と以前作ったドルマのレシピを復習。
再挑戦してみることにします。

以前は本場トルコ産の干しナスですが、今回は自分で作ったもの。煮え方などがどう違うかもチェックしてみないと。

こちらが干しナス。
2010/12/14干しナス 上にあるのが自分で干したものです。
縞目に皮を剥いたものと、皮をむかないものの両方試してみましたが、皮を剥かないと乾きが大変遅く、中が黴びてしまうおそれがあります。なので皮を剥く方がおすすめだと思います。

下にあるのが本場の干しナス。
どうやってこんなに薄くくり抜くのだろうか・・。
横半分に切ってヘタ側とおしり側、両方をくり抜いてあります。
■■干しナスのドルマ Dried Eggplant Dolma (Kuru Patlıcan Dolması)覚え書き
(レシピはこちら、およびをこちら参考にさせて頂きました)
■材料
干しナス   16個くらい
玉ねぎ  約1個分  (微塵切り)
ニンニク   1~2片 (微塵切り)
牛薄切り肉  300g   (包丁で叩いて細かくする。FP使用の場合はごく短時間)
インド米       カップ1弱 (もっと多く米主体でもいいのかも)
パプリカ粉   適量 (本来はパプリカペーストだと思います)
トマトペースト  大さじ1くらい
柿チャツネ    適量 (本来はナル・エクシシというざくろシロップ大さじ1)
レモン汁    (入れ忘れたような気がします)
生ミント     適量
生ディル  適量
スマック    小さじ2
トルコのミックススパイス 適量 (チリパウダー+クミンパウダーのような組成)
塩        適量   
コショウ     適量
(煮る際に)
トマト   適量

■作り方
(1)干しナスに熱湯(もしくは熱めのお湯)を注ぎ、しばらくおいて戻す。
今回は1時間程度で調理し始めてしまいましたが、自家製干しナスの場合は、比較的戻りにくいので、半日~1日、ゆっくり戻す方がよさそうです。
(2)柔らかくなったナスをよく洗っておく。
(3)微塵切りのタマネギとニンニクを炒め、お米も軽く炒め、冷ましておく。
(4)叩いた牛肉に、(3)のタマネギ類、その他の調味料、ペーストを混ぜてよく捏ねる。
これを、電子レンジでチンして味見する(米は煮えませんが)。
(5)ほどよい味であれば、ナスの中に肉種を詰めていく。お米が膨らむので、65%程度の詰め具合にする。盛大に破れているところには、バジルの葉を敷いたり、楊枝で留めたりなど工夫する。
(6)一番上に半割のプチトマト(もしくは角切りにしたトマト)を置き、ナスがきっちり縦に並ぶ鍋に配置する。隙間があったらセロリの葉などを詰めておくと安定します。
(7)水(刻みトマトを入れてもよい)を4分目程度(肉種のラインよりやや下くらいかな?)入れ、ぴったり閉まるフタをして、水分がなくなるまで煮る。
トマトを上に置いておくことで、水面より上に出たお米もしっとり煮える効果があります。色も綺麗です。

 
2010/12/15干しナスのドルマ これは何個か取り出してしまったところですが、鍋にタテにぎっしり並ぶようにして煮ました。
茄子が完全に戻っていなかったせいか、具の水分が逆に皮に吸収されてしまったようだったので、スープを上から茄子カップの中に注ぐようにしました。
2010/12/16ピラフ ドルマディッシュ出来上がり。
茄子の皮はちょっと固かったので、こうやって切ってサーブすると丁度よかったです。
上手に作れば柔らかくなるのかな?

ダンナサマは西洋版イカめしだね、と言っていました。

ところで、お気づきかもしれませんが、上の写真の全ての料理は縁戚関係にあるみたいなものです。

葉っぱ巻きは、白菜の外葉をさっと茹で、細く巻き易い上半分でドルマの余った具を包んだもの。

ピラフは、ドルマの余った具に、お米および塩胡椒等を足して電気釜で炊いたもの。
これは目からウロコのダンナサマの案です。冴えてる!

具入りオムレツは、もとは野菜スープでした。ジャガイモなどの具を取り出し、葉っぱ巻きで余った葉の下半分を投入して卵焼きに。スープの方は、ピラフを炊くのに使いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする