採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ノビルピクルス転用チャツネ

2012-10-09 | +野菜系保存食

三連休は如何お過ごしでしたか。
私は、仕事で忙しいダンナサマを置いて、長野までオフ会に行ってきました。
大勢集まった、大変にぎやかな会でした。
普段しーんとしたところで暮らしているので、クラクラする程でしたが、色々な方とおしゃべりが出来て刺激を受けました。
興奮のあまり、今日になっても心拍数が上がったままのような気も。
写真が沢山ありすぎて、整理が大変です・・。またいつか記事にしたいと思います。


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ブログの記事にしておくと、記録になっていい反面、冷蔵庫ラビリンスがばれてしまったりしてちょっと恥ずかしいこともありますが、まあ正直に書いちゃいます。

ノビルのピクルス

数年前、友人の菜園を1年間預かっていました。
その畑にはノビルが植わっていました。
折角だからと5月に収穫し、ピクルスを作りましたが、これが失敗。
何しろ固いのです。
(収穫時期が遅かったのかな) 

えらく苦労して皮やヒゲ根を処理してボトル3つ分のピクルスを作りましたが、なかなか減りません。
この写真のうち1本が、ずっと冷蔵庫に眠っていました。 
久々に開けて食べてみたものの、(胡瓜ピクルスなどにあるような)軟化はしてくれていなくて、固いまま。
でも、酢って結構高いし、捨てるのは何か悔しいです。 


そうだ、チャツネを作ろう。

チャツネというのは、果物やスパイス、タマネギ、生姜、砂糖などで作る、甘酸っぱくてスパイシーな、ジャムのようなものです。
チーズや肉料理に添えると、目先が変わってなかなかよいものです。

ジャムとほぼ共通の材料で作るのですが、タマネギと酢が入るのが特徴です(タマネギは入らない場合もある)。
これらを入れると、例えフルーツや砂糖が入っていても、ぐっとおかずっぽさが出てきます。

このノビルピクルスは、チャツネの材料のうち、酢とタマネギに相当する部分になるはず。
魔法のお鍋、圧力鍋で煮れば、大概のものは柔らかくなるので、固いという問題は解決するはずです。


まずフードプロセッサーでざっと刻み、圧力鍋で湯煎状態にして煮てみました。


圧力鍋のフタを開けてびっくり。
 

チャツネ

黒いです(久しぶりに目が点になった)。

最初は上の写真とほぼ変わらない程度の白っぽいピクルスでしたが、何故かこんな焦げ茶色に。(湯煎状態なので焦げ付いた訳ではない)
酢やノビルの成分がカラメル化したものと思われます。
食べてみたところ、ほどよく柔らかくなっており(でも結構歯ごたえあり。おそるべしノビル)、焦げ臭さもなかったので、このまま続行です。 

チャツネ

梅酒の梅を裏漉ししたもの、キウイなどその他材料を入れて、煮込みます。

梅酒の梅を使うと色が中途半端にくすんだ色合いになるので、最初はバルサミコ酢を入れてダークな色にしてしまう予定でした。
でも、カラメル化ノビルのせいで、バルサミコ酢なしでもこの黒さ。
でもまあ、チャツネなら茶色くてもいいよわね? 

チャツネ

なんかいっぱい出来ちゃいました。

2012/9/22作
キウイ、梅酒の梅ペースト、ノビルピクルス、ドライパイナップル、冬瓜糖(台湾)、りんご酢、生姜、ハラペーニョ少々、スパイス各種

チャツネ

具沢山です。黒い点々は、キウイの種。

キウイは煮てもとろみがつきませんが、梅酒の梅ピュレのおかげで割と濃度のあるものが出来ました。
梅酒の梅は、わりに始末に困るものですが、チャツネ、もしくはトマトケチャップに使うと、ほどよい甘酸っぱさととろみづけ効果があっていいように思います。 

 

コメント (6)
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