栗なんてもはや時季外れですが、記録としてアップしちゃいます。
2014年秋は、結構沢山栗を拾いました。
My栗の木、確か2013年は、早い時期の台風で枝がぽっきり折れて、主要な樹冠がなくなってしまいました。
わずかに残った栗も、落ち始めた頃に周辺が水没。勿論続々落ちてくる栗も水没。
殆ど拾えないでシーズンが終わってしまったのでした。
栗の渋皮煮もなし。
その反動で今年は意地になって栗拾い。
大半は、栗ペースト(トリュノワ用)にしたのですが、やはり渋皮煮も作ろう、とがんばりました。
2014年の渋皮煮はこんな感じ。 |
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畑のそばにあるMy栗の木は、とっても大粒です。 |
■■栗の渋皮煮
■2014年の作り方
(1)栗の鬼皮を剥いて水につけておく。
(この段階で気力がくじけて、かなり長いこと水につけっぱなし。もう芽が出ちゃうかと思ったほど)
(2)気を取り直して渋抜き。
最近は、重曹を入れた水を70度くらいに沸かしてからそこに栗を投入。
(この方が栗の中まで煮えてしまうことがなく、表面だけ茹でられるような気がして・・)
その後しばらく沸騰させ、鍋の水はあけないまま、水道の水を流し込む。
水が透明になったら、指でこすって筋を取り除く。
(3)重曹茹でを、渋が抜けるまで繰り返す。各回、沸騰させること。
(なお、忙しさに応じて適宜水につけたまま冷蔵庫で1日程度おいておいています)
(4)味見して渋がぬけていたら、栗を芯まで柔らかく煮る。
今回はシャトルシェフで一晩くらい加熱しました。
(5)砂糖と水、バニラビーンを煮立て蜜を作る。ここに栗を投入。一煮立ちさせる。
濃い蜜を作り、鍋に投入。糖度をあげていく。
適当な甘さになるまで蜜を追加・煮立てるを繰り返す。
(6)瓶詰め・煮沸。
2年くらいは余裕で保存できます。2年ものの方が中まで味がしみます。
あと、シロップで煮始めた後にやや渋いことが発覚した場合も、1,2年ねかせると渋みがなくなっていることもあります。