採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

岐阜旅行:和牛料亭「潜龍」

2015-01-28 | +国内

12月中旬、岐阜に行ってきました。
岐阜在住のmiyakoさんほか皆さんとナメコ狩りに行く予定でしたが、折しも大寒波が襲来。
ナメコ狩りはやめにして、岐阜ドライブに連れて行って頂きました。

夜ごはんは、miyakoさんのご主人さまがたまにいらっしゃるという料亭に連れて行って頂きました。
私はいつも通りのカジュアルな格好でしたが、むしろ訪問着がふさわしいようなたたずまいの、豪華な建物でした。

 

岐阜長良川「潜龍」

お店の名前は「潜龍」といいます。

これは易経に由来していて、“天に飛び立つために力を蓄えて潜んでいる若い龍”という意味。
もともとは生糸問屋の別荘として建てられたものでした。のちの所有者と政治家の河野一郎が縁があり、河野氏が「若い政治家育成のための庵として借りたい」ということでこの名をつけたそうです(結局その構想は実現しませんでしたが)。

門から入り口までも風情があり、広々とした待合いコーナーでお茶を一杯頂き、長い廊下を通ってようやく個室へ。
どこも見所沢山でした(HPをご覧下さい)。 

岐阜長良川「潜龍」

鵜飼いが見える長良川の河畔ですが、こちらは和牛料理屋さんです。

見たこともない分厚いお肉をまずは披露して下さいました。
片面にはニンニクの薄切りと細かく切った牛脂が貼り付けてあります。

岐阜長良川「潜龍」

そしてこれを、目の前の鉄板で調理して下さいます。この2枚で、7人分です。 

写っている左手は、この厚さを記録に残したいという気持のあらわれ。指4本分の巾が約6cmあるのですが、お肉の厚さもそれくらいありました。


岐阜長良川「潜龍」

鉄板は、厚さ2cmくらいありそうな立派なものでした。 

あと、座席は掘り炬燵形式なので、とても楽(後からありがたみがじわじわと)。 

岐阜長良川「潜龍」

しばらくふたをして待機。
この蓋がまた、砂鉄製?の分厚くて立派なもの。

岐阜長良川「潜龍」

ジュワーと焼けてきました。いい香り。

岐阜長良川「潜龍」

裏返して、ニンニク部分とお肉本体を別々に焼きます。

岐阜長良川「潜龍」

お肉のうち、周囲の脂身部分は切り離し、調理場で更にカリカリに焼いてきてくれます。
お肉部分とカリカリのニンニクチップが目の前で焼き上がりました。 

岐阜長良川「潜龍」

各自の前の鉄板の上に陶板が置いてあり、あたたまっています。ここにお肉とニンニクを。
もうみんな待ちきれなくてぷるぷるしています。 


という訳で、この後は食べるのに忙しく、写真がありません・・・。

ひとりあてのお肉は、個数でいうと6-7個と少なく見えますが、途中から、なんでこんなにお腹一杯なんだろう??と思うようになってきます。
よく考えたら、普通の2倍以上ある分厚いお肉をサイコロ型に切ってあるので、一カケは通常のサイコロステーキの体積の8倍くらいあるのですよね。スーパーのステーキ肉1.5枚分くらいあるのかも・・。

お肉に引き続き、野菜類(タマネギ、シイタケなど)も鉄板で焼いてもらえました。
野菜はさほど分量はないのですが、お肉をこれだけ食べた後だからか、満腹で食べきれないほど。
最後にご飯と赤だし、香の物、デザートもつきました。

もうお腹いっぱいで、掘り炬燵形式にもかかわらずまっすぐ座っていられず、後ろに手をついて広角にしないといけないほど。
一ヶ月分くらいのお肉成分を摂取した感じです。
(でも実はこの翌日も、種類は違いますが美味しいお肉を食べちゃいました。また別記事にて)

何もかも感動の豪華な夕食でした。
miyakoさん、ご主人さま、ありがとうございました!!


■参考情報
お座敷肉料理 潜龍 ホームページ
食べログ 潜龍 
長崎県に潜龍(せんりょう)酒造という造り酒屋がありますが、こことは無関係。 

コメント (4)
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