カゴマニアのお友達から、「竹細工かカゴを売っているようなお店をみつけたよ!」という情報を頂きました。
日本製のちゃんとした竹ざるが買えたらいいなあ、と常日頃から思っているので、場所をつきとめて行ってみました。
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ここだ! |
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ショーウィンドウには竹製の箱が。 |
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これがつづらの完成品。 |
持ってみると、とても軽いです。
内側は和紙貼りで、柿渋の匂いが結構します。
衣類などをしまっておくのには、防虫効果もあってよさそう。
かっちりしたスクエアな形状も、カッコいい!
それにしても、こんな田舎のつくばにお店を構えて、需要はどれくらい? と余計なことを考えてしまいましたが、東京の人形町にお師匠さんがいらして、そこに下地状態のものを沢山納品しているのだそうです。
東京ならつづらの需要もそれなりにありそうですね。
東京美術倶楽部のオークションで品物を回覧するのに使っているとか。確かに古美術品を見せる際にプラスチックケースではいまひとつですよね。
ほかにも(想像ですが)歌舞伎など伝統工芸の舞台裏でも使われていそうです。
収納本で、棚にこまごまとしたものを収納するのに、天然素材のカゴを使うという手法をよく見ますが、日本伝統のつづらもカッコよさそうじゃない?
我が家にも~(ぽ~)☆・・・とお値段を見てみると・・・おおっと。かなり高価。
収納用品は、ひとつというより、棚に綺麗に揃いで並べることが結構重要。
つづらを揃えると、えらいこと高くつきます。
「大きいつづらと小さいつづら、どちら?」ともし聞かれたら、「中身はいらないので、つづらだけ、両方もらえませんかね」と答えよう。
(そういう欲深にはやっぱり天罰が下るな)
■参考情報
高橋つづら店の紹介
このお店の建築について
岩井つづら店 お師匠さんのつづら屋さんはこちらだと思われます