昨年、久々にウィトラコチェ(トウモロコシ黒穂病)が1本発生したのでした。
その時、食べてみたい人いないかなあ、とつぶやいたところ、1人、手を挙げる猛者が。
今年はむしろ、待ちわびる感じで発生を楽しみにしていましたが、自分の畑では見当たりませんでした。
ところが、畑友が、「例のあれ、うちで出ましたよ」と。
畑友は食べるつもりは全然ないようで、駆除がてら持って行って下さい、とゆずって下さいました。
早速採集に向かいます。(早くしないと熟しすぎてしまうので)
よし、ゲット! |
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裏側はこんな感じ。 |
全体に、黒い胞子が透けて見えるような状態ですが、まだ破れてはいません。
なんとか大丈夫そう。
大急ぎで、ウィトラコチェ希望者のもとへ、発送しました。
(ほんとに食べたのかどうかは、聞いていないのでわかりません)
今年、ふと思ったこと。
・大規模なトウモロコシ農園では、どのくらいの頻度で発生するのだろうか?
(とても強い菌らしいので見つけ次第除去していると思われますが)
・スイートコーンにできるコレと、南米のコーンミール用のトウモロコシにできるコレは、味が違うのかしら?
・南米ではウィトラコチェの方が高価だそう。作為的に発生させるコツってあるのかしら?
■参考情報(当ブログ過去記事)
(1)2009年初めて発見
夕暮れ時の畑にて、初めて黒穂菌が寄生したトウモロコシをみつけました。
(2)2010年試食!
うきゃー(さぶいぼ)、と思いつつ、ウィトラコチェを食べてみました
(3)2012年も発生
(4)2016年、久々発生
(5)2017年、お友達の畑にて発生。頂きました。(この記事)