ダンナサマが、「お土産をもらったよ」とやや鼻を高くして帰ってきました。
それがこちら。タイのもので、バナナチップに何かが挟まっています。 |
タマリンドハウスTamarind Houseというブランドの商品で、タマリンドのペーストが挟まっているようです。Crispy Banana Tamarindと書いてあります。
結構固めの餡です。
バナナチップに何かを挟むなんて考えてもみませんでした。手間がかかった商品を考えたものですよね。
バナナチップは大好きで、カリカリ・ポリポリした食感が後をひいてやめられなくなるので、なるべく買わないようにしているほど。
タマリンドと組み合わせるとどんな感じなのかしら?
勇んでひとつ口に放り込んでみたところ、時間がとまったような面白い間隔を味わいました。
カッ(1)。にょ~~~~~~~~~~~ん(2)、カシ(3)。んがっ(4)、カリンポリン(5)
(1)上下の奥歯がバナナチップにあたった
(2)バナナチップが割れずに、上下のバナナチップに挟まれたタマリンドペーストが、ゆっくり変形していく
(3)タマリンドペーストのクッションがなくなり、上下のバナナチップがあわさってようやく割れた
(4)上下の奥歯がタマリンドペーストでくっつき気味なのを引き剥がす
(5)口の中で複数に砕けたバナナチップをようやく普通に噛めるように
カリカリ、ポリポリ、とそれなりのスピードで咀嚼することを予期していたのに、なかなか噛み割れず、突然世界がスローモーションになった感じなのです。(昔のドリフのコントで、そういうのありませんでしたっけ)
なんか面白~い!
肝心の味ですが、結構美味しいです。
挟まれているタマリンドペーストは、甘さ控えめで酸味があり、バナナチップとの相性もなかなかよいです。何より、咀嚼がスローモーション化されることで(?)満足感がアップして、際限なく口に放り込まずに済みます。2組ほど食べると、なんとなく満たされる感じ。(普通のバナナチップだったら4枚じゃ絶対やめられない)。