採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

わらび餅

2018-02-21 | +お菓子(各国)

  

れんこん餅

「抹茶くず湯」というのを母からもらいました。
ダンナサマはあまり甘い飲み物は飲まないため、なかなか減りません。
何かお菓子にできないかしら・・・あんこにまぜちゃう?あずきでっち?・・・としばし見つめていたら、ひらめきました!
わらび餅!

砂糖とでんぷんがまざっていて、お湯を混ぜればトロリとした飲み物になる、ということは、もうちょっと澱粉を足してやれば、わらび餅になるはず。

れんこん餅

ちょうど家には蓮根澱粉(藕粉)があります。
台湾で買った蓮根澱粉、八宝菜のとろみ付けなどにこつこつ使っていましたが、そう減るものでもないなあ、と思っていたところ。

れんこん餅

レンコンデンプンは、こんな感じのフレーク状です。
(中国産のレンコン澱粉は、人工的に着色してあったり別の澱粉を偽装していたりすることもあるようですが、これはたぶん大丈夫だと思う)

れんこん餅

粉類に水を少量混ぜなめらかにしてから、茶漉しで漉しながら残りの水とあわせます。
これをテフロンの鍋に。
ゴムベラで混ぜながら強めの火で加熱。白濁したところがなくなるまで練り上げたら出来上がり。

れんこん餅

ずいぶん茶色くなりました。
もとの抹茶くず湯は薄緑色だったはずなので、レンコンデンプンの色と、あと少し足した茶色いお砂糖の色でこうなったのかな。

れんこん餅

自然に冷ましてもいいですし、こんな風に小さくちぎって冷水にとって冷やすこともできます。
溶けちゃわないかとこわごわでしたが、大丈夫でした。
(とても冷めにくいので、冷水にとるのが結構おすすめかも。きなこもよくまぶるし)

れんこん餅

水からあげて、黄な粉をまぶします。

れんこん餅

抹茶くず湯だから緑色っぽい餅になるかな、と、薄緑色のうぐいすきな粉を買ってきましたが、茶色の餅になったので、ふつうのきな粉でもよかったかも。

 

液体のときよりも、餅にすると甘さを感じにくくなります。
きな粉をまぶし、好みでお砂糖もちょっとふりかけて、出来上がり。
ぷるぷる、もちもちで美味しいです。

蓮根澱粉の和菓子といえば京都紫野和久傳の「西湖(せいこ)」。聞いたことはありますが、実物は食べたことありません。
春になったら笹の葉を摘んできて、葉っぱで包むところまで真似してみようかな。


■■わらびもち材料 

抹茶くず湯 1袋(27g。おそらく大半が砂糖)
蓮根澱粉 50g
水 300cc
砂糖 少々(澱粉液をなめてみて、好みで砂糖を追加)
きな粉適量(抹茶入りだからうぐいすきな粉にしてみました)

 

コメント (2)
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