採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

まるごと茹でダイダイママレード

2018-02-24 | +ジャム・ピール(果物系保存食)


レモンと同じタイミングで、丸ごと茹でのダイダイママレードも作ってみました。
丸ごと茹でるのはなんか心配だけど、やるだけやってみよう!

ダイダイママレード

6個一度に茹でてみます。
茹でる前は皮の表面が凸凹してセルライトみたいですが、ゆでるとつるりん、となります。
レモン同様、ダイダイの皮も分厚いので、ゆでている間にはじけてしまう心配は全くないようでした。
ゆで汁は、レモンより苦くないし、レモンよりも色が抜けていません。

ダイダイママレード

お湯からあげて冷めたところでカット。
生のフルーツをカットするよりも、果汁がびちょびちょ出てきたりせず、扱い易いという印象でした。

ダイダイママレード

ヘタと芯は取り除き、種はとっておいてガーゼに包みます。

ダイダイママレード

刻んだ果実、果実と同量のゆで汁、砂糖、そして種。
果実の重さが1kgでした。で水も1kg入れて、ブラウンシュガーを1kg入れたところで、ぷっす~んと耳から煙が。2キロもの砂糖を一気に投入する勇気がくじけてきました。鍋も満タンだし・・。
結局、黒糖やピールシロップなどを適当に入れて、お砂糖はちょろっと足したような、足さなかったような・・・。


ダイダイママレード

ブラウンシュガーや黒糖、ウィスキーなどが入ってます。
頂いたお手本に、色だけは近いかな?

ダイダイママレード

水を加えたので、想定外の分量になりました。なので2回に分けて煮詰め作業。
1回目はしっかり固まりました。

ダイダイママレード

こちらが2回目。

ダイダイママレード

こっちはゆるいです・・・。ぬおーん。


■■ダイダイママレード
■材料
ダイダイ 太い針や竹串などで表皮部分に穴をあけておく。果肉には貫通しないように。

砂糖
レモン汁


■作り方
(1)ダイダイをちょうどぴったり並ぶサイズの鍋に並べる。ひたひたよりやや多めの水を加え、落し蓋をして、弱めの火で皮が柔らかくなるまで茹でる。
(最初のうちは、針穴から空気がポコポコでてきて面白い)
(2)柔らかくなったら、ダイダイを取り出して冷ます。(今回はお湯から取り出して冷ましたが、そうすると表皮のツルツルの部分がカチッと固く乾燥してしまうような気がした。お湯につけたま冷ますか、別の冷水にとって冷ますのはどうだろうか)ゆで汁はとっておく。
(3)扱える温度になったダイダイを4~6等分にカットし芯と種を取り出す。種はとっておく。
皮と果肉は刻み、重さをはかる。
(4)果実と同じ重さのゆで汁を計り、果実とあわせる。「果実+ゆで汁」と同量の砂糖を入れる(参考サイト)。
種はガーゼに包んで縛ってここに入れる。この状態でひと晩おく。
(同じ重さだと煮詰めるのが大変なので、水はもう少し少な目でもいいかも)
(5)翌日、種の袋を取り出してよく絞り、絞り汁は鍋に戻す。味見してみて、好みでレモン汁を追加。
ちょうどよい濃度になるまで煮詰め、瓶詰して出来上がり。

■メモ
・晒さないで作るママレードはそれなりにパンチが効いたほろ苦さなのだが、水で希釈されることもあるし、砂糖をしっかり入れると、苦さはあまり問題なくなるような気がする。。
・果実と同量の水を使うと、出来上がり分量がとっても増える。カサ増ししたい場合はそれでもいいが、私はどちらかというとコンパクトにおさめたいので、果実の0.5~0.7倍くらいでもいいかもしれない。目標の濃度に煮詰めるのも大変だし。
・フルーツの量に比べ、煮詰めることになるママレードの量が多い(水を加えて2倍に増えているのだから当然だが)。6個程度のオレンジはいつもなら大した量ではないのだが、水やら砂糖やら加えていったら鍋からあふれそうになって困った。煮詰め作業は2回に分けた。
・予想以上の分量ができたので、ひさびさに手持ちの瓶が尽きてしまった・・・。まだダイダイが何個かあるのに・・・。

・後日残りのダイダイでも作成。丸ごとゆでて、ゆであがったものを少し乾かし、表面のツルツル部分をゼスターグレーターであらあら削ってみた。半量は黒砂糖・ウィスキー入りの茶色いもの、半量は果糖と、丁度作業中だった梅シロップの梅の柔らかいもの少々入りで明るいオレンジ色のものにしてみた。

・丸ごと茹でたオレンジの皮は、薄くは切りづらい。もし薄切りにしたい場合は、4つ割りくらいにしたあと、一旦冷凍するといいかもしれない。

コメント
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