レモンと同じタイミングで、丸ごと茹でのダイダイママレードも作ってみました。
丸ごと茹でるのはなんか心配だけど、やるだけやってみよう!
■■ダイダイママレード
■材料
ダイダイ 太い針や竹串などで表皮部分に穴をあけておく。果肉には貫通しないように。
水
砂糖
レモン汁
■作り方
(1)ダイダイをちょうどぴったり並ぶサイズの鍋に並べる。ひたひたよりやや多めの水を加え、落し蓋をして、弱めの火で皮が柔らかくなるまで茹でる。
(最初のうちは、針穴から空気がポコポコでてきて面白い)
(2)柔らかくなったら、ダイダイを取り出して冷ます。(今回はお湯から取り出して冷ましたが、そうすると表皮のツルツルの部分がカチッと固く乾燥してしまうような気がした。お湯につけたま冷ますか、別の冷水にとって冷ますのはどうだろうか)ゆで汁はとっておく。
(3)扱える温度になったダイダイを4~6等分にカットし芯と種を取り出す。種はとっておく。
皮と果肉は刻み、重さをはかる。
(4)果実と同じ重さのゆで汁を計り、果実とあわせる。「果実+ゆで汁」と同量の砂糖を入れる(参考サイト)。
種はガーゼに包んで縛ってここに入れる。この状態でひと晩おく。
(同じ重さだと煮詰めるのが大変なので、水はもう少し少な目でもいいかも)
(5)翌日、種の袋を取り出してよく絞り、絞り汁は鍋に戻す。味見してみて、好みでレモン汁を追加。
ちょうどよい濃度になるまで煮詰め、瓶詰して出来上がり。
■メモ
・晒さないで作るママレードはそれなりにパンチが効いたほろ苦さなのだが、水で希釈されることもあるし、砂糖をしっかり入れると、苦さはあまり問題なくなるような気がする。。
・果実と同量の水を使うと、出来上がり分量がとっても増える。カサ増ししたい場合はそれでもいいが、私はどちらかというとコンパクトにおさめたいので、果実の0.5~0.7倍くらいでもいいかもしれない。目標の濃度に煮詰めるのも大変だし。
・フルーツの量に比べ、煮詰めることになるママレードの量が多い(水を加えて2倍に増えているのだから当然だが)。6個程度のオレンジはいつもなら大した量ではないのだが、水やら砂糖やら加えていったら鍋からあふれそうになって困った。煮詰め作業は2回に分けた。
・予想以上の分量ができたので、ひさびさに手持ちの瓶が尽きてしまった・・・。まだダイダイが何個かあるのに・・・。
・後日残りのダイダイでも作成。丸ごとゆでて、ゆであがったものを少し乾かし、表面のツルツル部分をゼスターグレーターであらあら削ってみた。半量は黒砂糖・ウィスキー入りの茶色いもの、半量は果糖と、丁度作業中だった梅シロップの梅の柔らかいもの少々入りで明るいオレンジ色のものにしてみた。
・丸ごと茹でたオレンジの皮は、薄くは切りづらい。もし薄切りにしたい場合は、4つ割りくらいにしたあと、一旦冷凍するといいかもしれない。