採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

台南201811:崇徳市場

2018-12-11 | +海外

 11月下旬、台南に数日行ってきました。
何度も行った台南ですが、この季節は珍しいです。(干し柿で忙しい)

泊まったのは、台南市街地の南。
ホテルのすぐそばに、大きな市場「崇徳市場」があり、リサーチしてきました。
この季節ならではの目玉は何かな?

崇徳市場

フレッシュな洛神花(ローゼル)がこんもり山盛りに。
 

崇徳市場

日本でもたまに生のものを売っていますが(買ったことあります)、こちらのものはとても大きい気がします。

 

崇徳市場

柿のカットフルーツ。
日本はそろそろ柿も終わりかという寒さでしたが、こちらは木綿の服一枚でも大丈夫なくらいのあたたかさ。
あんぽ柿風の干し柿もありましたが、動揺のあまり写真撮り忘れ。
(おみやげに持ってきたけれど、すごく安かったらショックだと思って。でも、味は少し違うだろうし、手作りのものは無添加だし、いいよね・・)
 

崇徳市場

ポンカンが旬のようで、山盛りになっていました。日本のものより大き目で、緑色です。
柿、パッションフルーツも。
パッションフルーツは、ホテルの朝食にも出てきましたが、街角で山盛りになっているほどではありませんでした。終わりかけなのかな。

 

崇徳市場

ナシ、パパイヤ、蓮霧、スイカ、メロンなどが見えます。ザクロはおそらく輸入。
一番奥にある大きな黄色いものは白柚。旬は終わりかけ。
中央やや奥の、茶色い玉状のものは、ロンガンを干したもの。夏頃が生のロンガンの季節なので、いま丁度干しあがったころあいでしょうか。
梨の左隣はプチトマト(台湾ではトマトは果物扱いです)。お友達に聞いたところ、トマトがこれから旬、とのことでした。
 

崇徳市場

ドラゴンフルーツは最盛期。ホテルの朝食にも出たくらいでした。
ほんとに旬のものは、こんな感じでどっさり山盛りで売られています。
でも、ドラゴンフルーツって、あんまり味がないのよね。
ホテルの朝食では、ドラゴンフルーツとバナナを刻んで、パッションフルーツで和えて、Myフルーツポンチにして食べました。

 

崇徳市場

三尺ささげと、この丸いのはゆうがおかなあ。
このサイズのユウガオがあったら、便利ですよね。
あ、よく見ると日本語のテープだ。

 

崇徳市場

生のむき栗がどっさり売っていました。
渋皮が簡単に剥けるタイプの栗だと思います。
おそらく中国からの輸入品じゃないかな。
台湾のひとは、栗に対してさほど情熱はないような気がします。

 

崇徳市場

掌くらいありそうな大きなキクラゲ。
左のは高菜漬けでしょうか。中国料理ではどうやって食べるのかな。スープかしら。

 

崇徳市場

お魚売り場。こちらは虱目魚(ミルクフィッシュ、サバヒーとも)の専売店。
台南市街のすぐ西の遠浅の海で養殖しているせいか、とても一般的な魚です。街中に、虱目魚粥などのお店が沢山あります。
コリッとした海の魚とはだいぶ違う系統で、臭みがあってきらいという人もいるようですが、我々はこれはこれで好きです。

虱目魚肚粥ってよく見るのだけれど、小骨が多い腹部分をそぐようにして、食べやすくなっているのですね。
 

崇徳市場

あちこち、細かいパーツに分けて売られています。
頭は、ダシをとるのかなあ。

 

崇徳市場

このあたりは天然ものでしょうか。
マナガツオ、イトヨリ?、タイ、ブダイ系?、などなど。


 

崇徳市場

ダンナサマは、自分では絶対魚料理なんてしないのに、魚コーナーにみとれています。
写真も、ダンナサマのリクエストで撮影。

 

崇徳市場

鶏肉屋さん。
昔は、生きている鶏が店の奥でごそごそしていました。
どちらにしろとても新鮮でひきしまった鶏です。いいなあ、こんなのが手に入って。
日本では、水っぽくてパックに水がたまったような鶏肉しか売っていません。しかもなんか臭いし。
以前、骨付きモモ肉を買ったら骨からは変なにおいが沁み出してきました(うま味が沁み出してほしかった・・)。それ以来怖くて骨付きは買えないです。

台湾だと、鶏スープの場合は、必ず骨ごとぶつ切りになっています。

 

崇徳市場

アヒル、でしょうか。(ガチョウとどう違うのでしょうか?)
頭、砂肝、左のバットに入ったのはおそらく腸。

肉屋さんで一番多いのは、豚肉屋さんです。
が、あんまりたくさんあるので写真を撮りそびれてしまいました。

こちらは牛肉。 

崇徳市場

豚肉やそれより小さい動物の場合は、一頭仕入れて、さばいて売っているのかなあ、というように見えますが、この牛肉屋さんは(冷凍ものを)仕入れているようです。
筋膜にしっかり包まれた形状のすね肉がゴロゴロ。日本ではあまり見ない光景です。
牛肉麺(すね肉の煮込みのぶつ切りが必須)などのレストランが沢山仕入れていくのでしょうか。


崇徳市場

とても小ぢんまりした羊肉屋さん。
仮設営みたいなお店です。
最近台南には東南アジア系や、インド、トルコなどの人も住んでいて、それらのレストランもあるので、その方面からの新しい需要なのかもしれません。

 

崇徳市場

へちまたわし~☆
へちまファンの人、まだいるのかしら。

 

崇徳市場

このコブコブしたのは、健康食品のノニ?
どこか台湾国内で育てているみたいですよね。
新鮮で品質はよさそうですが、これをどうやって使うのかしら。
 

崇徳市場

豆、穀類屋さんに、私の大好きなぽん菓子が。
とりあえず少し買ってみました。自宅でちょっと焼き直して湿気をとばす必要がありますが、安いし軽いし、自分用おみやげにはぴったり。

 

崇徳市場

この銀色の機械は、杏仁粉末製造器。この場で挽きたてを買うことができます。
面白そうなので少し買ってみました。
製菓用のアーモンドパウダーより断然細かい粉状になり、ほんとにミルクみたいにとけます。
(少し粒があるので、必要なら茶こしで濾すといいかも)
杏仁豆腐のいい香り。
いまのところホット杏仁ミルクで飲んでいますが、杏仁豆腐も作ってみたいです。(作る前になくなってしまいそう)

 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする