先日、東京駅を通る機会がありました。
最近は駅ナカのお店、すごいですよね。品川駅などはちょっとしたデパート並みの店舗数でした。
東京駅もそう。
ただ、お店があちこちに分散していて、デパートよりは複雑な構造で、たまにしか行かないような田舎者には、自分がどこにいるのか、このお店にまた来るにはどうしたらいいか、わからないこともあります。
東京駅でたまたま通りがかったのが、駅弁の専門店。
日本全国の駅弁が大集合しているお店でした。
ほかのお店より、かなり混雑していました。
私もせっかくなので何か・・・。
この日はダンナサマが出張なので、私一人。
ダンナサマがいるならば、魚系(深川飯とか、お寿司っぽいものとか)にするところですが・・・。
さんざん迷った結果選んだのがこちら。
味ですが、えーと、スリランカに行ったことはないのでわかりませんが、異国情緒は全く感じない、おだやかな味のものばかりでした。
冷たいまま食べたのがよくなかったのかな、フタをあけても何の香りもしないし、食べてみてもスパイスが香るようなものはほとんどなし。辛いものも全然ありませんでした。
異国風を期待してしまうと、物足りない印象です。(量はそこそこだけど)
(これだったら、「金沢らー油」の方がどこか別世界に連れて行かれる感じがあるなぁ。)
・ターメリックライス
量は十分。色が黄色いだけで、特にどうということはなし。
・ポル・サンボール
ココナツとサンボルフィッュ(かつおぶし)のふりかけだそうで、このお弁当の中で一番どんな味か興味がありました。
(材料は家にあるので作ればいいのだけど)
感想は、魚臭いココナツ、もしくは、甘いかつおぶし、という味。
ううむ・・・。ビミョーだ。
でもそういえば、この状態は、「でんぶ」に近いかも?(甘い魚のふりかけ。絶対に自分では買わない食べ物)
本来はトウガラシが使われる場合が多いようで、もう少しパンチの利いた味かなあ、と想像しています。
やっぱ、作ってみるかな。
・スリランカ風野菜カレー
おだやかな味で、カレーと気づかないくらい。
辛さは全然なし。
・スリランカ風人参サラダ
クミンシードが入っていました。
スパイスを感じたのは、これくらい。
・魚のカトレット
魚とジャガイモをあわせたもののコロッケ。和風お弁当に入っていても違和感がないです。
スリランカっぽさはよく分からないけれど、普通の味。
・インディアッーパムコトゥ(焼きビーフン)
とても薄味のビーフン炒め。
何だろう?と思っている間に食べ終わってしまいました。
(ココナツが少し入っていたかも)
異国っぽさは特になし。
・ワタラッパン(ココナツミルクと黒糖のプリン)
ココナツミルクと黒糖なので、はずれのない美味しさ。
これは好きだけど、ちょっぴりで残念。
自分で作ればもっといっぱい食べられるな、うむ。
ほかの人がいるところでこのお弁当を広げても、変わった香りで悪目立ちしない、控えめなお弁当だな、と思いました。でも、もう買わないかな。
ホントのスリランカ料理レストランに行ってみたいです。
そのお弁当のところはお店もスリランカ料理の店という訳ではないみたいですし、なんとなくですけど、期間限定メニューを作るためにスリランカ料理のレシピだけ調べたのではないかなぁという気がします。インドと違って肉も魚もそこそこ食べる国らしいのに、メインを野菜カレーにしてしまうのもちょっと「あれ?」という感じですし。いや私もスリランカに行ったことも無いので偉そうなことは言えないんですけど。
代表的な料理が一通り入ってる感じでスリランカ感のあるお品書きではあると思うんですけどね。味付けを万人向けにしようとして大人しくし過ぎたんでしょうか。
スリランカ料理店は、近辺だとバナナリーフ、ランディワ、アンマーカリヤの3店が個人的にお勧めです。
荒川沖のバナナリーフはスリランカ人のオーナーが自分が好きなときにスリランカ料理を食べられるように経営してるそうなので、間違いなく現地風の味付けが楽しめるのではないかと思います。現在は日曜のみランチがバイキングになってるそうです。
常総のランディワも現地風味たっぷりで日本語が通じそうな気配はあまりしません。こちらはランチは今もバイキング形式だと思います。特に毎月第一土曜日(だったと思いますが)の夜にスペシャルディナーというのをやっていて、メニューに無かったり試作品だったり普段見られない様々な料理が出るため、これを目当てに集まる常連客がたくさんいるようです。
この2店は確実に現地風味だと思いますが、普段はそんなに繁盛してる感じでもないし、少し暗めなので最初にドアを開けるのにちょっと勇気が要るかもしれません。
筑波大近くにあるアンマーカリヤは上記2店より店内明るめでやや入りやすいかも。一見して「ええと、ここカレー屋で合ってる?」と思うという点では違いないかもしれませんが。女性の店員さんがいるせいかちょっとお店として頑張ってる感があって、味付けはやや商売向けにアレンジしてありそうな気がします。前の2店が家庭料理っぽいのに比べると、お店の味って感じです。いや、前の2店はお店頑張ってないという意味ではありませんけども。なんというか、美味しいものを作ることにはこだわってるけど、お客を呼び込むという方向には意識が向いてない気がするとでも言えばいいんでしょうか。
あと、予備知識として、スリランカではあまり料理を熱々でサーブするという習慣が無いらしいということを覚えておくと、バイキングの料理がたまに熱々でないことがあってもモヤっとしないで済みます。それもある意味本格派。
本格風のお店が気になるけど入る勇気が足りないとかなら、予定が合えばご案内できるといいんですけどね(笑)
Mayugeさんのブログのグルメ記事も、いつもじっくり読ませて頂いてます。
アンマーカリヤはだいぶ前に一度行ったことがありますが、それ以外はまだです。(いつかぜひご一緒したいものです)
そうそう、教えて頂いた山新グランステージ行ってきました。
四角いものは、希望よりやや小さかったため別の形にしてみました。今度記事にしようかと思ってます。