ナポリ旅行のとき、駅のスーパーで、ベルガモットママレードというものを買ってみました。
ベルガモットというのは柑橘類の一種。
小さ目のグレープフルーツくらいの大きさの、黄色い柑橘です。
紅茶のアールグレイの香りづけは、ベルガモット精油なのだそうです。
(子供の頃は、まさかあんな香りの柑橘類があるはずないと思っていました。あと、今でもよくわからないのが、お酒のベルモット。これはベルガモットとは無関係よね?)
こちらがベルガモットママレード。 |
カラブリア物産商店(?)のラベルがありました。 |
さてこちらのベルガモットママレード。 |
半透明でゆるめの質感。 |
パンに載せて食べてみました。 |
カラブリアは、あまり産業がなくて比較的貧しい土地のようです。
ベルガモット生産も、収入が不安定だったりして経営が厳しいものだったようですが、近年、組合的なものが結成され、銀行とも渡り合い、持続可能な生産が出来るように変わりつつあるのだとか。
カラブリア産ベルガモットオイルは、格別に高価ですが、買ってみたい気もします。
ベルガモットについて調べていたら、高知県でもベルガモットを作ってブランド化しようとしているとか(土佐ベルガモット)。
こちらも関連商品はえらく高価ですが、機会があったら買ってみたいです。
愛媛や高知の産直に行ったら、うっかりお安くベルガモットが売っていたりしないかなあ・・・・。
■参考情報
カラブリアのベルガモット精油生産について
アロマオイルショップ「生活の木」のサイトで、ベルガモット農園や精製工場の一部、有名な香水などについてよく分かります
カラブリアのベルガモット精油工場見学(アロマセラピスト先生のブログ) 資料館併設の工場 もう1件の工場
『柑橘類と文明: マフィアを生んだシチリアレモンから、ノーベル賞をとった壊血病薬まで』
『レモンの歴史』
土佐ベルガモットの紹介と関連商品販売サイト
けっこうお高いです・・・。
土佐ベルガモットについて(やまけんさんブログ)
熊本県鹿北町のお茶、やまが復刻紅茶のアールグレイ
開発当初は土佐ベルガモットで香りづけされていたようでした。
今は、地中海産ベルガモットオイルが使われているようです。
原材料の砂糖の割合が少なめっぽいのもそそられます(すっぱいジャムやママレードが好きなので)
近所の朝市に高知のベルガモットが来る…とは思えませんがちょっと待ってみたいものです。
日本の柑橘はどれも香りはマイルドです。
香りを前面に出した品種改良も面白そうだけれど、されていないのかなあ。
個人的に庭に植えるレベルでもいいから、愛媛あたりの誰か、植えていないかしらん・・・。