先日、母と一緒に那須に行く途中で真壁(茨城県)の農産物直売所に寄りました。
そこで母の目にとまったのがこちら。
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干納豆。 よく乾いた順に、本干納豆、干納豆、生干納豆とあります。 迷った末、一番柔らかいタイプの「生干納豆」を買ってみました。
この産直には那須に行く途上で、たいてい寄ります。 十年以上前、珍しいものがある、と買ったような気がするんだけれど、どんな味だったかよく思い出せません。 確か買ったのは一度だけ。 ということは・・・?
お店の人に、固さごとに味がどう違うのかきいても埒があきません。 どうやって食べるのかを聞いたところ 「一番固い本干し納豆に醤油をかけて食べます」 とのこと。
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本干納豆は、よく乾いて表面に白く粉が吹いたようになっていますが、生干納豆はこんな感じ。 納豆のパックのフタにうっかりくっついて乾いてしまったような納豆粒みたいな色合いです。
袋をあけると、むわん、と濃厚な納豆の匂い。(納豆が嫌いな人は無理かも。私は気にならないけれど) 久しぶりに、「どんな味だったっけ?」とつまんでみると・・・・。
ああ。思い出した。
ものすごく塩辛いのでした。 あーん。 4粒以上は無理、という塩辛さ。そうだった。 十数年前に一度買っただけ、ということは、そのときにもう二度と買わない、と思ったんじゃないかなあ・・。
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原材料は、納豆、食塩、青のり、一味唐辛子、小麦粉、調味料。
塩辛さもあるし、後味がなんかずっと辛いのは、トウガラシのせいもあるかも。
「お酒のつまみだと思えば悪くはない」とダンナサマは言っていましたが、普通の納豆でもタレなしでも十分な私には、塩辛すぎでした。
ひとがどんなゲテモノを食べていても、それが食べ物ならば特に偏見は持たないつもりの私ですが、この塩辛い干し納豆に醤油をかけて食べるというのは、「うぎゃー、まじー」と思ってしまいました。 (「セミの唐揚げっておいしいよ」というセリフより、信じがたい・・)
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そのまま食べるのは塩辛すぎるので、炊いた玄米ご飯に混ぜて、ラップして一晩。
翌日には、湿気を吸って柔らかい納豆に戻っており、塩分もごはんの方に浸透してややマイルドになって、食べやすくなっていました。
参考サイトを読むと、干すことで栄養が2倍近くになっているとか。
でも、だったら、ふつうの納豆を2倍食べるな・・。
サラダにトッピングしたり、チャーハンに入れたりする使い方もあるようです。
ふむ、フェタチーズやベーコンだと思えば、塩辛さもこんなものか? 調味料的に使えばいいのか・・。
でも、やっぱ、もう買わない。
(うす塩で、揚げてあるタイプのカリカリしたドライ納豆は大好きなんだけど。)
■参考情報
干し納豆について
放置してより乾燥が進むと本干し納豆になるのかな?
湿気を吸ってしまうとヤバいかもしれませんが。
刻んでチャーハンに混ぜると、発酵食品だしうま味アップかも。