ダンナサマが定期購入しているワイン屋さんから、国産ムール貝の予約販売のご案内が来ました。
宮城県産で、とっても大粒なのだそうです。
チリ産の冷凍ムール貝をちょくちょく買っていますが、たまには豪華にフレッシュもいいなあ☆
ちょっと高いけど、たまには・・・。
という訳で到着日を指定して注文し、すっかり忘れた頃に届きました。
(突然生ものが届いてびっくりした程)
あけてみると、大きいです!
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冷凍のやつよりも、3周りくらい大きい印象です。 重さは、重たいものもありますが、まれにとっても軽いものも。
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まずは足糸の掃除。こうやって引き抜くと、貝の組織の、ある一か所から足糸が出ているのが分かります。 爪でおさえているのがちぎれた貝の組織。 (なので足糸を抜くと、貝の組織が傷ついて死んでしまいます)
地中海には、1mを超えるほどに大きくなる種類のムール貝があって、足糸の長さは20cmにもなり、「シーシルク」と呼ばれて手袋など繊維製品が作られたそうです。 ウィーンの自然史博物館で初めて知ったときにはとってもびっくり。 こんなコキタナイものを綺麗に整えて編んでみようなんて、よく考えたよなあ・・・・。
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冷凍ムール貝はもう半分調理済みですが、生の貝はお掃除が必要です。 貝の表面にも足糸がこびりついているので、固い方のナイロンたわしでよくこすります。
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シンクやお鍋だってここまでは磨かない、というくらい頑張ってゴシゴシ磨いたところ、こんな感じにつやぴかになりした。
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ニンニクを炒め、マイタケの茎も入れて、ワイン蒸し。 (普段はタケノコの水煮を入れたりするのですが、今回はマイタケがあったので)
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これは私のお皿。最初に全部殻を外しておく流派です。食べやすくなっちゃうので、食べ終わるのも早め・・・。 (ダンナサマは、ゆっくり食べながら、食べる都度外していくタイプ)
塩は入れなくても、とてもしっかり塩味が効いています。 なのでマイタケなど、味がなくて、こりこり感のあるものを入れるのはぴったりでした。
フレッシュなムール貝は、ぷるりん・ふわりんとしてジューシーで、冷凍とはだいぶ違います。 ダンナサマは大感激して食べていました。
だしの効いたおつゆもたっぷりとれたので、これはひとまず冷凍。 パスタやパエリアにしてみようかと思います。
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国産ムール貝は海外の冷凍もののようにオレンジ色じゃなく、ちょと白っぽい身のが身も大きくて味もいいのだけれど、写真のムール貝はまさにそれ♪
国産ムール貝の旬の終わりは急激に来る感があって、11月半ばにはもう身は痩せこけて味も今一になります。
だから今は、まだ身も大きく国産ムール貝がとても美味しい旬の最後の時期ですね。
ムール貝、まだ旬なのですね。
もう一度食べたいかも☆ やはりフレッシュなものは格別ですよね!!