那須のスーパーにつぶあんが売っていたので、ついカゴに入れてしまいました。
でも、さすがプロの製餡所のもの、ちゃんと甘く炊き上げてあって、私が作った豆々しい薄味のシロモノとは違います。
自分のあんこは、そのままぱくぱく食べられますが、しっかり味がついているとそういう食べ方には向かないです。
薄める方法・・・。
お湯を足してぜんざいでもいいですが、久しぶりに小豆でっちはどうかな。
小豆でっちは、おはぎに似ていますが、もっちりしたお米の部分とあんこを一緒に搗き交ぜてしまう、というもの。
秋田の郷土菓子で、「でっち」は丁稚ようかんのでっちではなく、「でっちる(搗き交ぜる)」からきているようです。
今回は、生の栗、および栗ペーストが手元にあったので、栗入りの小豆でっちにしてみました。
■あずきでっち
・栗の皮をむいておく
・もち米2合、うるち米1合の上に生の栗のせ、普通くらいの水加減でおこわモードで炊く。(おこわの水加減より多いので柔らかく炊きあがある)
・炊きあがったら栗をいったん別のお皿によけて、ごはんと、粒あんをすりこ木などで搗き交ぜる(しゃもじだけでも結構混ざる)
・あずきとごはんが半ごろしになってきたら、栗もまぜる。(割と細かく砕けてしまう)
・適当なサイズに丸め、表面に紫蘇の実塩漬けをまぶす。これで一応完成。
この状態でそれぞれラップに包み、冷凍。
☆豪華くりあん入り
・ひとつを解凍し、おはぎであんこを包むように、中にくりあんを包み込む。
・大きい場合は細長くして、輪切りにする。
私は薄ぼんやりした味が好きなので、おはぎよりあずきでっちの方が好きなのですが、母は、おはぎ派。
なので誰にでもあずきでっちが喜ばれるとは限らないのですが、これくらい栗感があれば、(栗が好きな人ならば)気に入ってもらえるかな?
業務連絡:
ミヤジマさん、キョウコさん、こういうお菓子、お口にあいそうでしょうか?
今度お会いする機会にでも・・・。
でっちは作ったことないので、やってみようかなー?
それにしても、栗たっぷりでいいですね😍
栗、今年はなんだか量も、粒の大きさ的にも不作気味でしたね。
来年はほどほどのお天気がいいですね。