インド食材店で、大好きなのついていないポン菓子をみつけたので買ってみました。
インドにもポン菓子ってあるんだ~。
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こんな感じの、大粒のポン菓子です。 |
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ぷっくりまるっこい形状。 |
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原材料は?と見てみると、フォックスナッツfoxnut。あちらの言葉ではMakhanaというようです。 オニバスは、葉っぱや茎など全体にトゲトゲが沢山あり、どちらかというと凶悪な様相の植物です。 |
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この写真は2009年に四神湯の中身を解体してみたときのもの。 |
上記動画は伝統的な方法ですが、現代では勿論、各段階で機械化されているのではないかと思います。
(加熱~ポンの機械はたとえばこちら)
栽培や収穫も、意外と大変そうです。
・苗床(浅い池)に種まき
・苗が育ったら栽培場所(池)に植え付け。その池では魚を飼ったりアヒルを泳がせたりして、肥料供給、害虫駆除をはかる。
・花は水上で咲く。果実は、日本の蓮の実とは違う形状で、ツボミみたいなかたちでトゲットゲ。
中には100個くらいの種子が入っているが、水中に沈んでそこではじける
・種子の収穫は、腰まで水に漬かって、池の底をさらうようにしてザルに入れていく
・そこそこ泥がついた状態で、足で踏んで種子を磨く。
・水で綺麗にゆすいで乾燥。
・種子を、メッシュの違うザルで選別。おそらく粒の小さなヒネ豆ははじけないので、よけるのではないかと思います。
一部は植え付ける種子用に。
日本ではマイナーな食材ですが、インドでは比較的歴史があってメジャーなのでしょうか。
栽培や加工すべてにわたって意外と手間がかかり、手順がとても洗練されているなあ、と感じました。
今回は、ぽりぽりとこのままおやつに食べてしまいました。
インド料理ではどう使うのか、また調べていきたいと思います。
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