年末、蓮根を沢山いただいて(キョウコさん、ありがとうございました☆)、で、
ダンナサマが外食してくるということで、夜ヒマだったので、以前からちょっと気になっていたものを作ることにしました。
丸ごとの蓮根に、もち米を詰めて煮る、というもの。
もともとは中国(上海)のお料理(デザート?)で、金木製シロップでかなり甘めに煮る、というのがオリジナルで、桂花糖藕というものです。
でも、一節丸々の蓮根を、甘く煮てしまうのはちょっと考えてしまいます。
ダンナサマはきっと食べないので、ひとりで食べなきゃいけません。
どうせひとりで食べるならば、味が薄いものの方が自分としても好み・・・。
という訳で、いろいろ検索して、もち米を詰めて蒸すだけ、というものを見つけました。
この方向で作ってみます。
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レンコンの皮を剥き、片方の端を切り落とします。 ここに、しばらく給水させたもち米を詰めてみます。 ほどほどにいっぱいになったらいったん取り出し。 大さじ2杯分くらいでしょうか。
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このもち米に、金木製シロップをちょっとだけ混ぜてみます。 (前に頂いたもので、大事にとってありました) オリジナルの桂花糖藕は、必ず金木製シロップを使うので、蓮根の風味と金木製ってあうのかも?
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詰めなおしたところ。 まだ入りそうですが、加熱すると米粒は膨らむので、この程度にしました。 (結果的に丁度でした)
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爪楊枝で切り落とした端部としっかり結合させて、蒸し器へ。
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蒸しあがり。 酢水など使っていないので、薄紫色の自然な色になっています。
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切ってみました。 めぼしい穴にはもち米が、みっちり詰まっています。最初スカスカでしたが、ぱつぱつ。
味は。 レンコンは、薄切りにするとシャキシャキですが、大きいカットだとホックリだったりもっちりだったりしますよね。 丸ごとこうやって蒸すと、とってももっちり。(あと、切るとき糸が出てくる感じ) もち米もモチモチで、蓮根ももっちりで、全体として、歯ごたえは違いますが、お餅やお団子のよう。 割とボリュームのある、というか、おなかにたまる系のお料理です。
金木製とレンコンの相性ですが、私はそれほどいいとも思いませんでした。 レンコンってとても繊細な香りがあって、金木製とあわせると負けてしまう気がします。 もち米の独特の甘い香りと、蓮根そのままの二つの組み合わせだけで丁度よくて、強い香りや甘さはない方がいい気がしました。 (もち米と金木製は合いそうなので、白玉団子の金木製シロップ、とかの方がよさそう)
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食べ方として美味しかったのが、あんこ乗せ。 ほどよい歯ごたえでもっちりした土台と、甘いあんこが丁度よく、どこかにこういう和菓子がありそうです。
もしまた作るならば、金木製シロップなしでもち米を詰め、味をつけずに蒸して、こうやってあんこをあわせるのがいいかな。 ただ、味つけなしの蒸しレンコンは、そこそこ足がはやそうです。 作ってすぐ、食べてしまう方がいいかも。 若い人が何人もいるときのおやつによさそうです。
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